今月の福利厚生本(西野くん)
####ポール・オースター『サンセット・パーク』(柴田元幸訳、新潮社)
なんか気が散るみたいな
あっはっは、あーそっか、
わ、怖いな、久しぶりの食事、なにから食べたらいいんだろう、おわっ、
悩ましいな
はい
あっ、ありがとうございまーす
おまたせさまでーす
すごいタイミングで来たな
ふふ、
おーすごいですね
絵かっこいいよね
かっこいいっすね
ねー
色使いも、いい
ねえ
いやー、いいなあ、オースター
オースターはたいてい読んでるの?
あー、どうだろう、一時期まとめて、読んだ時期、読んだ時期がありましたね、オースター、いいですよね
俺あんまり読んだことないんだよね
ムーンパレスとか
ムーンパレスと幽霊のやつ、ぐらいかな、あれなんか、部屋にさ、本、
うん
本、
うんうん
本をベッドに、する
ムーンパレス
んふふふ
いやームーンパレスそのエピソードすごい好きで、あれってなんか叔父さんが亡くなっちゃって、
小木さん?
おじさん、おじ、おじ、語り手の叔父が亡くなって、でなんか叔父が主人公に残した遺産が、
んー
本だったんです
ほうかほうか
で本、でなんかその語り手、語り手? 主人公が働いてお金を得る、得ようとは思えなくて、でまあただただ、本を読んで、読んだ本を
売る
売る、でその、本は大量にあるからその本を家具代わりにするんですよ、ベッドとか、机とか
ほうかほうか
で、なんか、だから徐々に家具が減ってくんですよ、読めば売ってるから、そのところが、好きですねえ
ふーん、これは、新しい作品なの
これは、サンセットパークはわりと最近ですね、原著はたしか
すごいね、どんどん出てくるね
どんどん書いてますね
どんどん書いてるね、何年生まれくらいの人だっけ
あの人は、ごじゅう何年じゃないかな、あ、全然違う、47年です、
おー、じゃあ
村上春樹より、2年、年上
え、村上春樹って40年代?
49年
ふーーーん
今ななじゅう、いち、ななじゅう
あ、もう70過ぎてるんだね
もう70です
不思議だよねえ
作家生活40年って言ってたから、今、ろくじゅう、ななじゅう、ななじゅうか、ななじゅうはいってるな
71か
1月生まれなんで、71ですね、ジャック・ロンドンと、誕生日同じなんですよ、村上春樹が
へ〜〜
1月12日
ふ〜〜ん、あれ、ジャック・ロンドンも訳してたっけ
訳して
それは柴田さんだけ
柴田さんも訳してるし、村上春樹も、なんだっけな、まとまっては訳してないですけど、モンキーかなにかに、一編、訳してる
そっかそっか、
やっぱいいっすよねなんか、やっぱなんか、なんか同じ作家、の新しいのが出てそれを読むってのはなかなかいいですよね
うん、いい
なんだろう、続き物の、続き物がやめられないような感じというか
うん、なんか、同じ、時代に生きてんだなって感じするよね
いやたしかに、歳を取るにつれてその同時代感が実感として湧いてきた、子どもの頃って全然、なんていうか、全然中学校くらいのときって村上春樹って全然、全然年齢とか気にしたことなかったですけど
うんうん、でもそれってなん、なんでなんだろうね
なんでなんだろうね、のんちゃんとかが、活躍してるからかな
のんちゃんて、のう、能年さん?
能年さん、のんちゃん僕と、同い年、僕より一学年したなのかな、なんか応援してるんですよ、陰ながら
あっ、なんか、地元にゆかりがあるとかではなく
いや全然
ああ、そうか能、能って字があるからなんか、能登とか北陸系とかなのかなと一瞬
あー、どうなんだろ、
別にでも能の字なんて北陸、系に限る、字では全然なさそうだけどね
あっはっは、そうですね、いやなんか、今日、今日僕も歯医者に行ったんですけど
おっ!
午前中、
へへへへへ
定期検診で、半年に一回くらいの
ふーん、
でその週刊文春、の、表紙、じゃなくて巻頭グラビアが、のんちゃんで、
ふーん、
でのんちゃんはなんか、好きな、好きな、好きなものは、チョコとポテチが大好きなんですけど、
俺も俺も
あはは、同じだ
同じだ
なんか肌に出ちゃうので、ご褒美の日にしか食べないようにしてるんです
ふーん
いやめちゃくちゃ、いいなって、巻頭グラビアで書くようなことじゃないけど、すごいこう、とうしんだい、背伸びしないというか、みの、なんだろ、いいっすよね
あっはははは
いいなあって思って、ポテチ増量版を食べる、一袋食べる
あー俺もだわ
わっはっは、
あっはっは
あれ阿久津さんだったのかな
あー、んー、たしかにそれは、巻頭グラビアって普通に普通にっていうか水着とかなの、
いや、水着ではなかったですね、普通に服着てる、ワンピースとか来てました
あそっか週刊文春ってそうなんだね
そんな色っぽい感じではなくて、
この前コンビニで、本棚、本棚っていうか雑誌のところ見てたの、
うん
その、ヤンマガとかさ、チャンピオンとかもそうなのかなとにかくさそのコミック系の雑誌、が全部こう、みず水着のグラビア写真が表紙でさ、この文化ってなんなんだろうなって思って、全部水着だもんね
たしかに水着ですね
なんか、コミックコーナー、っていうことがわかるためにはなんか、なんだろうなんのあれはコンテキストなんだろう
なんなんだろう、あれは、なんなんすかね、なんか独立、なんか、もうもう、もうなんか、自分の意思で動いてるんじゃないですかあの部分だけ
かっはっはっは
はっはっはっは
あいつが意思を持ってる
あいつが意思を持ってる、独立してもう、
たしかにね、たしかにそれはそうかもね、多分、編集部員の人たちも、それはなんていうか、あいつの意思に従ってる感じするよね、そこに対して、なにか思考、自分らの意見を入れていい感じなさそうだよね
あとあれはあれで楽なのかもしれないですね考えなくて、でっかく女の子の写真載せておけばいいっていう簡単さもあるのかもな
そうなのかもね、
漫画家の人に頼まなくていいし
あー
でもジャンプとかはちゃんとあれですよ
ジャンプとかそうだよね、だからできないことではないはずなんだよね、どっちが安いんだろうねなんか
あれは売り出すみたいなこともありますよね、あの、女優を
たしかに、たしかに
広告的なところもあるんじゃないですか
ありそう、たしかにそうだよね、漫画、雑誌の、事情、事情っていうか雑誌がしたくてやってるだけじゃなくて、たしかに、あれはたぶん、何かしら登竜門かわからないけど
そうですね
ひとつの目指されるものだったりもするんだろうしね、なんかそう考えてみると
あれはなんていうか、どうせどんな写真でも、買いたい雑誌はみんな買うから、その目につくところに、これから売り出したい女優を、載せていく、みたいな、そういうことなのかな
うーん、それはありそうだね
広告
うーん、ほんとに広告として使われてたりしてね、広告枠
どうなんですかね、あそこでけっこう収入得てたりするのかな
ね
よくもまあ
んふっ、なに、なになに
いや、そうっすね、水着か
ふあっ、なんか、やっぱ食べんの疲れるね、なんか
あははは、疲れる
なんか、あの
進んでない
・・・