メールマガジン「読書日記/フヅクエラジオ」

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「読書日記/フヅクエラジオ」

ご購読者数が1000人に達したら次のフヅクエを作ります(あと850人……!)
「読書日記」と「フヅクエラジオ」を毎週お届けします
半年ごとぐらいに刊行予定の書籍版『読書の日記 2,3,4...』を発売ごとに献本いたします
月800円(税抜き) (1回目の課金で3ヶ月分が読めます)

「フヅクエラジオ」

ご購読者数が1000人に達したら次のフヅクエを作ります(あと850人……!)
リスナーの方のご質問に答えたり一人でひたすら喋ったりするテキストラジオを毎週お届けします
月500円(税抜き)

ごあいさつ

「本の読める店」が見る夢/日記作家が見る夢
2つの夢が見られています。
1つ目。いろいろな土地にフヅクエを作っていきたい。なぜなら本当に「本の読める店」であるフヅクエがいろいろな土地にある世界はいい世界だと信じているからです。
2つ目。「読書日記」でお金を得たい。なぜなら僕にとって「読書日記」は最も魅力のあるアウトプットだと自認するもので、その最も魅力のあるアウトプットを仕事のひとつとして成立させ、暮らし向きをよくしていくためのひとつの手段、フヅクエを発展させていくためのひとつの手段にできたとしたら、とても幸せなことだからです。
1つ目を説明します。
フヅクエは「本の読める店」として、本をゆっくり読んで過ごしていただくことに完全に振り切った飲食店です。これは、とても、いいものです。
1000人の方にご購読いただけたら、たぶん作れます。1000人に届かずとも、作るに足る金額が集まったら、次のフヅクエを作っていきます。
作る場所については、ご購読者の方々の投票や招致合戦や合議その他によって、有機的に決めたいと思います。
フヅクエ開店からたった2ヶ月という2014年12月に、僕は「商圏?んなもん、日本全国や!」というブログを書いている。そこにはこうある。
「商圏は日本全国や!日本全国の、読書好きが目指してやってくる場所をわいは作るんや!」みたいな感覚もすごくあって、「レジェンドや!」というか、レジェンドは違うか、「聖地や!」みたいな感じだろうか。
誰かにとっての巡礼先になったら町がどこだろうとそう関係ないだろう、向かうでしょ、聖地、みたいなところだろうか。
そんなポジションをいずれ取ってみたいものですね、という密かな野心みたいなものは今も僕は持っていて今この瞬間に密かじゃなくなったのだけど、なんかこう人を感動させたいよね、世界をよりよくするみたいなことに寄与したいよねという、
頭っから生意気なのだけど、最初からそう思っていて、今もそう思っている、というかよりいっそうの強度で、そう思っている。
それが去年のどこかから明確に顕在化していって、顕在化していった先に、もっといろいろな場所に作りたい、と強く思うようなった。それで、もっと作っていきたいんですよねフヅクエ、という話をわりとはっきりとするようになった。
【商いのコト】個性的な店を経営していく「お金」と「ルール」とは—渋谷区初台にある本の読める店「fuzkue」
フヅクエがいくつもの土地にあることを、僕はシンプルに、世界にとっていいことだと信じ切っている。すべての読書好きが好んで行くべき場所だなんていうことはさらさら思わないが(それはすべての人が読書を好きでいるべきだなんていうことはさらさら思わないのと同じ。それぞれ勝手に好きなことを好きに楽しもう、と思う、のと同じ)、映画を見たい人にとって映画館がいろいろな土地にある世界とない世界、どっちがいいって言ったらある世界だよね、というのと同じように、読書する人のために作られた場所で本を快適に読みたい人にとって、フヅクエがいろいろな土地にある世界とない世界、どっちがいいって言ったらある世界だよね、であるならば、作りたいよねと、そうわりとシンプルに愚直に思っている。
それを、やりたい。
でももちろん、それに足るような資金を持っているわけでは一切なくて、お金を作らないと、あるいはどこかから調達しないと、お店は作れない。フヅクエ1店舗の売上でそれを作るのはものすごく近いところに限界がある。もちろん自分の中で確信が芽生えて銀行とかから融資を得て、という選択肢は常にある。でも、次の店を作りたいぞというとき、そのときに、この土地にほしい、と思っている人から直接支持をいただいて作れるのならば、双方にとっていちばん幸せな形なのではないかと思っている、一定数の人が「ここにほしい!」と声を挙げてくださった土地に作れるのならば、双方にとっていちばん幸せな形なのではないかと思っている。
それを、このメールマガジンという形を用いることによって実現できるかもしれない、と思ったわけでした。
2つ目。
2018年は『読書の日記』が出版され、保坂和志さんと滝口悠生さんという激しく敬愛する作家の方とトークをさせていただいたり(夢のような時間だった)、東京堂書店の週間ランキングで4位になっているのを見かけたり、柴崎友香さんや最果タヒさん、武田砂鉄さんや三宅唱さんといったずいぶん著名かつラブな方々を含め多くの方に「読書の日記、いいぜ」と言っていただいたりした、という、「すごいな〜」ということがあったわけですが、それとはまた別に、『GINZA』で本の紹介の連載をさせていただいたり、『新潮』や『ユリイカ』を始めいくつかの場所に文章を寄せさせていただいたり、『すばる』で長いインタビューをしていただいたり、なんというか、これまでだったら考えられないようなことが起きた年だったのですが、今挙げた『GINZA』から『すばる』は、それによってお金をいただくということが発生するものだった。文章を書いてお金をいただくというのは、それはもう、うれしい。
店をやっている喜びといくらか似た喜びがあって、「どうだ」といって提示したものに対して、その価値を認めてもらう感じが、うれしい。
そうやって、うれしい気持ちのいい思いをしてきたわけなんですが、そういうことを何度かしていたら、それをもっと自力で作りたくなった。
というか、そういう場所で書かせていただいたものは、それらはそれらで「これは僕の文章だ」、と思っているものだけれども、でも、自分にとって最も「僕の文章」であるのは「読書日記」で、自分にとって最も自然に書き続けたくなる形式は「読書日記」で、自分にとって最も魅力のある文章だと感じるのは「読書日記」で、自分にとって最も時間と労力を(誰に頼まれるわけでもなく勝手に自発的に)割いているのは「読書日記」で、その、どうもライフワークと化しつつある、他のどの文章よりも「阿久津隆」である「読書日記」で、勝負をしたい、収入の一部を作りたい、そう思ったわけでした。そうできたら、それはとても幸せなことだなと、そう思ったわけでした。
そのときに、さっき「店をやっている喜びといくらか似た喜びがあって」と書いたばかりだけど、雑誌であるとかに原稿を書いてお金をいただくのは店とはやっぱり違うところがあって、いくらか間接的なお金になっている。掲載されたそれを読んでくださったひとりひとりとは直接は関係のないお金になっている。店は、この場所で過ごしたひとりひとりの方からお金をいただくわけで、「めっちゃよかったぜ」という方からも、「思ってたのと違かったわ……」という方からも、目の前で直接お金をいただいていて、それはとてもダイレクトなもので、僕はそれは店というものをやる面白さの大きなひとつだと思っているのだけど、「読書日記」でもそれをできないか。
ありがたいことに面白がって読んでくださっている方々ひとりひとりから、「これいいぜ、好きだぜ、ぜひ書き続けなよ」と思ってくださっている方々ひとりひとりから、いわば「読者からの原稿料」というような形でお代をいただけたとしたら、それが僕が読み続け書き続ける環境をつくる支えであり後押しになるとしたら、そしてそこで得たものを用い、フヅクエで実現させていきたいと思っている世界を作っていくことができるとしたら、それは、もちろんまず僕にとってだけど、でもきっと双方にとって、とても健全で、幸せな形なのではないか、と思ったわけでした。
そういうわけで、有料メールマガジンを2019年、始めます。

メールマガジンの説明

「読書日記/フヅクエラジオ」

配信内容
  「読書日記」と「フヅクエラジオ」の2本立てが基本で、たまに他のものも書くかもしれません。
  
  
読書日記
  「読書日記」は、2016年10月から1日も途切れずに書かれ続けている、店主阿久津の日々を綴った日記です。フヅクエのこと、お金のこと、疲れたこと、読んでいる本のこと、本からの引用、眠たいこと、野球のこと、腹立たしいこと、映画のこと、暮らしのこと。毎週15000〜25000字ほど(文庫本換算で30〜50ページほど)。「読書日記」は、メール形式と併せ、印刷用/PC・タブレット用の2種類の縦書き版PDFも添付しています。
これまでの「読書日記」はこちらにあります。「117」までが一週間分すべて公開されているものです。試し読みとして、どうぞ。
また、書籍になった『読書の日記』に関してはこちらの記事にまとめてあります。
  
  
フヅクエラジオ
  「フヅクエラジオ」は、リスナーの方からいただいたおたよりを紹介したりご質問やご相談にお答えしたりしつつ、阿久津が猛烈な勢いでおしゃべり(タイピング)をし続けるテキストラジオです。こちらは3000〜5000字ほど。
  
  
執筆者
  阿久津隆。フヅクエ店主。1985年栃木県生まれ。大宮市育ち。慶応大学総合政策学部卒業。
著書に『読書の日記』(NUMABOOKS)
『GINZA』『新潮』『ユリイカ』『すばる』等に連載や寄稿等少数。
  
  
原稿料
  原稿料というかご購読料は月800円(税込み880円)です。 決済いただいた原稿料は翌月配信分としてちょうだいします。ご登録完了後、当月・前月分のメールマガジンを送付いたします。つまり最初の決済で3ヶ月分は届く格好です。
  
  
配信時期
  毎週土曜日の配信を予定しています。
  
  
配信形式
  HTMLメールです。Web版と同じようなレイアウトで読んでいただけます。(閲覧環境によって違いはけっこういろいろ生じるようです)
また「読書日記」は、印刷用/PC・タブレット用の2種類の縦書き版PDFファイルも付きます。
  
  
書籍版の献本
  ご購読いただいている方には、『読書の日記』の続刊として、今後半年くらいに一冊のペースで出版し続けていけたらいいですねという予定の「読書日記」の書籍版を、刊行のつど、献本させていただきます。
こちらは発売月以前に3ヶ月以上購読いただいている方を対象とします。仮に9月に発売されるとすると、6,7,8月に決済をしてくださった方になります。
もし出版が途絶えたらごめんなさい。そんな気配が出てきましたらぼんやりと日記の中で書かれていくとは思うのですが、はっきり決まったときはお知らせします。
  
  
次なるフヅクエ
  作るに足る金額が集まったら(両メルマガ合計で1000人が目安だろうと思っています)、次のフヅクエを作っていきます。
作る場所については、ご購読者の方々の投票や招致合戦や合議その他によって、有機的に決めたいと思います。(楽しそう)
また、次なるフヅクエに向けての単発のご支援もありがたくちょうだいしています。→ お賽銭箱
  
  
「読書日記/フヅクエラジオ」⇔「フヅクエラジオ」プランの切り替え
  プランの切り替えはいつでもしていただけます。購読中のものを購読停止にして再購読というアナログな方法ですが。
  
  
Web版の更新その他ご留意点
  メールマガジン創刊に伴い、Web版「読書日記」の更新については一旦停止とします。(どこかの時期でアップする気はしていますが考え中で、定まっていません)
「読書日記」以外の文章につきましても、後日Webにアップする場合や、その他の媒体で発表する場合があります。
また、格好悪いことや不誠実なことは格好悪いし不誠実なのでやるつもりはありませんが、内容・配信方法等々、当メールマガジンに関するすべてのことは、今後変更となる場合があります。

「フヅクエラジオ」

配信内容
  「フヅクエラジオ」。
  
  
フヅクエラジオ
  「フヅクエラジオ」は、リスナーの方からいただいたおたよりを紹介したりご質問やご相談にお答えしたりしつつ、阿久津が猛烈な勢いでおしゃべり(タイピング)をし続けるテキストラジオです。こちらは3000〜5000字ほど。
  
  
執筆者
  阿久津隆。フヅクエ店主。1985年栃木県生まれ。大宮市育ち。慶応大学総合政策学部卒業。
著書に『読書の日記』(NUMABOOKS)
『GINZA』『新潮』『ユリイカ』『すばる』等に連載や寄稿等少数。
  
  
原稿料
  原稿料というかご購読料は月500円(税込み550円)です。 決済いただいた原稿料は翌月配信分としてちょうだいします。ご登録完了後、当月・前月分のメールマガジンを送付いたします。つまり最初の決済で3ヶ月分は届く格好です。
  
  
配信時期
  毎週土曜日の配信を予定しています。
  
  
配信形式
  HTMLメールです。
  
  
次なるフヅクエ
  作るに足る金額が集まったら(両メルマガ合計で1000人が目安だろうと思っています)、次のフヅクエを作っていきます。
作る場所については、ご購読者の方々の投票や招致合戦や合議その他によって、有機的に決めたいと思います。(楽しそう)また、次なるフヅクエに向けての単発のご支援もありがたくちょうだいしています。→ お賽銭箱
  
  
「読書日記/フヅクエラジオ」⇔「フヅクエラジオ」プランの切り替え
  プランの切り替えはいつでもしていただけます。購読中のものを購読停止にして再購読というアナログな方法ですが。
  
  
ご留意点
  「フヅクエラジオ」の原稿その他は、後日Webにアップする場合や、その他の媒体で発表する場合があります。
また、格好悪いことや不誠実なことは格好悪いし不誠実なのでやるつもりはありませんが、内容・配信方法等々、当メールマガジンに関するすべてのことは、今後変更となる場合があります。

ご購読お申込み

PayPalアカウントをお持ちの方は黄色の「PayPalで支払う」ボタンを、お持ちでない方はグレーの「購読する」ボタンをお押しください。
最初のメール配信はご登録後36時間以内におこないます。
ご登録確認後、「ご購読手続き完了のお知らせ」(PayPalからのものとは別です)と「メールマガジン受信ご確認のお願い」のメールをお送りし、それから当月・前月配信分のメールマガジンを送付します。
手動での「登録・メール送付」につき、タイムラグが生じ恐れ入ります。36時間以上経っても届かない場合はご一報をお願いいたします。
Apple系のメールアドレス(mac.com、me.com、icould.com)に届かないというエラーが続出しており、それ以外のメールアドレスをおすすめしております。(お届け先メールアドレスの変更はいつでもしていただけます)

FAQ

Q. 2つのプランの違いとおすすめポイントはなんですか?
A. 月額800円で日記とラジオと発売ごとに書籍献本が「読書日記/フヅクエラジオ」で、月額500円でラジオが届くのが「フヅクエラジオ」です。
「フヅクエいいねえ、その話、乗った!(でも日記が読みたいというわけじゃないんだよな)」と思ってくださった方は「フヅクエラジオ」がおすすめです。(単発のご支援もありがたく頂戴しています。→ お賽銭箱

途中でプランの切り替えもしていただけます。
  
  
Q. ガラケーでも見られますか?
A. どうも見られるようです。
  
  
Q. 支払い方法はPayPalのみですか?
A. 基本的にそうですが、クレジットカードをお持ちでない場合であるとかは店頭でのお支払いや銀行振込もお受けしようかと思っています。その場合は年払いみたいな感じにはなると思います。お問い合わせください。
  
  
・・・
特定商取引法に基づく表記
販売者・運営責任者:阿久津隆
所在地:東京都渋谷区初台1-38-10 二名ビル2F
メールアドレス:diary@fuzkue.com
URL:http://fuzkue.com/
お申し込み方法:当ページ内の申し込みフォームよりお申し込みください
お支払方法:クレジットカード
商品代金以外の必要料金:消費税をご負担いただきます
商品引き渡し方法:電子メールによる配信
商品の引き渡し時期:決済完了確認後、36時間以内に開始します
返品について:商品・サービスの性質上、理由にいかんを問わず一切の返品・返金はお受けできません
個人情報について:法令で認められている場合を除き、お客様の個人情報を第三者に開示することはございません
著作権について:当メールマガジンの著作権は阿久津隆に帰属しています。無断使用・無許可転載・複写・偽造(改変)は法律で禁じられています。もちろん、引用の範囲内での引用はしていただけます