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フヅクエの案内書き 過ごし方・料金の仕組み

フヅクエの過ごし方

お好きな席にお座りください

案内書きをお持ちしますので、ゆっくりご覧ください

ご注文がお決まりになったらお呼びください(ずっとあとでもけっこうですし、最後まで何も頼まないのもOKです)

本を開いたら、あとはもう思う存分、読書の時間を楽しんでください

疲れたり眠くなったりしたら外に出てお散歩してくるのもおすすめです

席のご移動もいつでもお気軽にどうぞ

追加のご注文も、もちろんいつでもお申し付けください

気が済むまで本を読んだら、お会計はレジまでお越しください

料金の仕組み

すべての方に気兼ねのない時間を過ごしていただくために、独特の仕組みを採用しています。
ゆっくりゆっくり過ごす

ゆっくりゆっくり過ごす

「オーダーごとに小さくなっていくお席料制」です。
飲み食いの多い少ないにかかわらず、すべての方がいかなる気兼ねも不安も感じることなく、
存分にゆっくり過ごしていただけるように設けている仕組みです。
ご予算目安は2000円前後です。
1時間以上お過ごしの方はこちらをご覧ください。

まずは一例

ゆっくりゆっくり過ごす まずは一例

ほかにも

ゆっくりゆっくり過ごす ほかにも

お席料表

ご注文内容
お席料
ドリンク
900
ドリンク + 一品(つまみ/甘いもの)
600
ドリンク + 一品×2
300
ドリンク×2
300
ドリンク×2 + 一品
0
ドリンク×3
0
フード(ごはん/パン)
900
フード + 一品
600
フード + ドリンク
300
フード + ドリンク×2
0
フード + ドリンク + 一品
0

ご滞在時間が4時間を超える場合

なお、ご滞在時間が4時間を超える場合は、1時間あたりお席料600円ずつが新たに発生します。もちろんオーダーいただくことによってお席料は減っていきます。
考え方としては、基準の持ち点が15で、4時間超からは1時間ごとに6点ずつ増えて、それをドリンク/フード=6点、一品=3点で消化していった残りがお席料になる、というのが計算しやすいように思われます。たとえば5時間超でフード1つとドリンク3杯を頼まれた場合、持ち点は15+6+6で27点で、オーダーでの消化分は6×4で24点なので、27-24で3点(300円)が席料になります。
とはいえ計算するのもご面倒でしょうし、「映画2,3本分くらいの時間ゆっくりするぞ、みたいなときは相応の金額になる」くらいのご認識で十分かと思いますが、目安としては、4時間超で2,500〜3,000円、5時間超で3,000〜3,500円、6時間超で3,500〜4,000円あたりに着地するケースが多いです。オーダーの内容によって変わってくるので、あくまで目安ですが。途中で経過時間や現時点での金額等が気になったときは、考えるよりも聞いてくださったほうが早いと思いますので、いつでもご遠慮なくお尋ねください。
この仕組みの成り立ち
「1時間フヅクエ」を楽しむ

「1時間フヅクエ」を楽しむ

今日は短い時間ぎゅぎゅっと読むぞ、というときは「1時間フヅクエ」をどうぞ。おおむねオーダーに応じたお代をいただくシンプルで穏当な仕組みで、ご予算目安は1000円ちょっとというところです。

一例

「1時間フヅクエ」 一例

お席料表

ご注文内容
お席料
ドリンク
300
ドリンク + 一品(つまみ/甘いもの)
0
ドリンク×2
0
フード(ごはん/パン)
300
フード + 一品
0
フード + ドリンク
0

「1時間フヅクエ」は
事前申告をお願いしています

オーダーの際に「この1時間のやつで」と教えてください。ご来店時刻からではなく、その時間から1時間となります。時間が来たらお声がけします(もちろんその前にお帰りいただくのも大丈夫です)。
先に教えていただいてこちらからお声がけしたいのは、刻々と過ぎる時間を気にしていただきたくないこと、「あ、やべやべ、そろそろ1時間経つ、急いで出ないと、席料取られちゃう?」みたいに思ってもらいたくないことが最たる理由で、また、教えておいていただけると席の管理がしやすくなる場合があることと、提供の順番を組み替える必要がある場合があることがもうひとつの理由です(これはこちらの都合ですが)。
ご申告がなかった場合、1時間を過ぎたら通常のお席料を適用する形になりますのでご注意ください(先に教えていただいている場合は、時間を過ぎてしまってもそれはこちらのお声がけしそびれですので、もちろん大丈夫ですのでご安心ください)。

延長も可能です

「1時間のつもりだったけれど、やっぱりもっとがっつり読みたくなった」という場合は「ゆっくりゆっくり過ごす」のほうに移行していただくこともできます。
ただし、仮に満席状態でその後ろに予約が入っている場合には「ごめんなさい〜……」になることもあるので、その点はご了承ください。「やっぱり長くいたいかも」と思ったら早めのお申し出がおすすめです。

この1時間は、読書オンリーで

「1時間フヅクエ」においては、スマホのご使用は下記のみでお願いしています。
  • 読書に関わる用途
    (読書、メモや調べ物、表紙や記録したいページ等の撮影)
  • 最小限のパシャリ
  • わりと急ぎの連絡
ちょっと厳しい感じがありますが、あくまで1時間の楽しい読書時間を過ごしていただけるように設けている仕組みだからです。
この仕組みの成り立ち
ご協力いただいているいくつかのこと

ご協力いただいているいくつかのこと

決して当たり外れのない約束された静けさを実現し、「たしかに快適に本の読める状態」を守っていくために、いくつかのことについてご協力いただいています(映画上映前の鑑賞マナーのご案内みたいなやつです)。 過ごし方に迷ったらこのページを見てみると、安心して過ごしていただけると思います。

ペンのご使用

「まずそれなんだ?」という感じの項目ですが、意外に無視できないもので、耳に障る音を発生させやすい物体です。当人は音が鳴るタイミングを知っているので驚かないですが、すぐ近くで不意に生じる強い音は、耳と意識にけっこうなびっくりを与えてきます。それに加え、たとえ無意識にであれ、「また鳴るのかな……」と身構えた状態でいることは、余計なストレスを感じるものだと考えています。そういったわけで、下記、ご協力いただいています。

1.ペンの使用頻度

常にノート等を開いてなにかを書いている、という過ごし方についてはご遠慮いただいています。 「本に書き込みをする」、「ときおりメモ帳を開いてメモを取る」、「読書の休憩時に手帳を開いて5分10分なにかを書く」、といった過ごし方は大丈夫です。

2.ペン先の出し入れ

「バチン!」とはさせずに、音が和らぐようにやわらかめにおこなってください。また頻度が高いとなかなかバチバチ意識を蝕むため、いたずらにカチカチすることは慎んでください。ペン先は出しっぱなしにしておくのがおすすめです。

3.ペンを手放すとき

ペンを使うということはそれに伴って「ペンを机に置く」という動作が生じるわけですが、手放す位置がうっかり高いと強い音が響き、近くの方をびっくりさせることになります。丁寧にお置きください。タオルとかを用意しておくと吸音してくれるので便利かも。

4.カラカラ鳴るペン

ってありますよね。なんとなく忙しない感じあるため、ご使用時はお気をつけください。お貸しできるペンもありますので、お気軽にお申し付けください。

勉強・仕事・執筆・
作業・動画視聴・ゲーム

愉快に気持ちよく読書を楽しむぞ〜と思ってやってきたら隣の人はガチ勉強だった、あるいはせかせかと仕事をしていた、みたいな状況は、たとえそれが静かなものであれ、なにか白けた気分をもたらしかねないと考えます。
また、前項とも関わりますが、動きがあるものは、静かにおこなわれるのかワイルドにおこなわれるのかの個人差が大きく、穏やかで静かな環境を確実に維持する上で、どうしても扱いの難しい変数となってしまいます。

そんな理由から、勉強・仕事・執筆・作業・動画視聴・ゲームはご遠慮いただきます。
もちろん、「勉強としての読書」「仕事の一環としての読書」というのは大丈夫です。あくまで行為としては読書に制限させていただく、ということで、「娯楽としての読書以外は御免こうむる」みたいなことではまったくありません。

作業を伴う読書

ところで、「作業を伴う読書」というものがあるわけですが、こちらは、前項の通り「ペンを使い続けるものについてはご遠慮いただく」というところになります。具体的には、「常にノートを開いて常にペンを握っている」であるとか「資料なりゲラなりに常に書き込みをしながら読む」であるとかが該当します。
このことは、「ノートをがっつり作り込みながらするのが自分の読書スタイルだ」という方にとって不便のあるもの、不満を感じるものだと思います。「本の読める店」だと聞いて来たのに、自分の読書スタイル、やらせてもらえないわけ? 超不自由じゃん、こんなの、本の読めない店じゃん、という感じの。

少し話は逸れますが、映画館で隣に座った人が、ひたすらメモを取りながら映画鑑賞をする人だったことがあったのですが、これがかなり耳障りなもので、上映中、ずっと気になってしまいました。それがその人にとって真剣に映画と向き合う方法であることはもちろんわかるし、その真剣さを尊びたい気持ちもあるのですが、一方で、複数の人間が場をともにする空間において、ある人の行為が他の人の楽しみな時間を損ねるものであるならば、ご遠慮を請うことはやむを得ないのではないかな、と考えます。
フヅクエという空間における「ノートをがっつり作り込みながらする読書」もそこに該当する、という判断です。とても静かに穏やかにペンを使ってくださる方もおられるわけで、申し訳ない気持ちもあるのですが、このようにしています。

パソコンのご使用

でかくてまぶしくて存在が際立つので、閲覧もご遠慮いただいています。合間にちょっとパソコン仕事、というときはご遠慮なくお外へどうぞ。

タブレットや
電子書籍端末を用いた読書

たまに聞かれることなんですが、もちろん大丈夫です。紙の本以外は本ではない、みたいな紙の本原理主義ではないので、安心してお使いください。併せまして、たまに「漫画もいいですか?」「雑誌は?」と聞かれることもありますが、「もちろんです!」です。

スマートフォンのご使用

これだけあれこれ書いていると、「スマホもやばいっすか?」みたいに思われることもありそうなので項目を立てましたが、もちろんお使いいただけます。ただし、机に置くときに強い音が鳴りやすい物体ではあるので、置くときは優しめでお願いします。あと、めちゃくちゃ細かいところで恐縮ですが、爪が長い方のハードなタップはけっこうカンカン鳴ります。少しだけお気をつけください。 また、「1時間フヅクエ」をご利用の方については読書オンリーでお願いしている旨も、ご了解ください。

イヤホンの装着

シャカシャカさせないよう音量にご注意いただくとともに、自身の発する音が聞こえないため動きの音がなにかと大きくなりがちですので、そのあたりだけお気をつけください。

重いため息や大あくび、
あるいは居眠り

せっかくホクホクといい時間を楽しんでいたら隣から重い重いため息や退屈そうな大あくびが聞こえてきたりするのは、決して嬉しいものではありません。周囲に気分よく過ごしている方がいるということをお忘れなきようにお願いします。
また、気づいたら船を漕いでいた、あ、いま意識飛んでた、みたいなことは読書につきものですが、「我、寝ます」みたいな感じでがっつり寝に行くのはご遠慮ください。一気に「だるい授業中」みたいな光景になるためです。眠気覚ましに散歩に出るのがおすすめです。

お連れさんどうしの会話

お連れさんどうしの会話は厳密にご遠慮いただいています。「帰る?」等の事務連絡だけでお願いします。こそこそ話も筆談もご遠慮いただいています。どうぞ一人ずつの独立した時間をお過ごしください。

写真撮影

パシャリしてSNS等に上げていただくことは大歓迎、ありがたい、ぜひお願いしたい、くらいの姿勢ですが、撮影に際してはいくつかご注意ください。シャッター音はやはり強い音になりますので、立て続けのシャッター音はやめていただき、1パシャリでいい感じに撮ってください(気にせず撮れる無音カメラアプリはおすすめです)。
また、他の方がいるときの立ち上がっての撮影はご遠慮いただくとともに、他の方(スタッフ含め)が写り込まないようお気をつけください。なお、案内書きの文章やメニュー表の撮影はご遠慮いただいております。なんとなく何かが掠め取られるような感覚があるためです。なんでだろ。文脈が切り離されて一部だけが流布されるということに抵抗がある気がします。背景に写っているのとかは全然ありです。

いろいろ書きましたが、

緊張を強いるような張り詰めた空気をつくりたいわけでは一切なく、あたたかみのある、リラックスできる穏やかな静けさを実現できればと考えています。ですので、物音を立てないでください、オーダーの際も声をひそめてください、みたいなことではまったくないですし、むしろ、ページをめくる音であるとかグラスを置く音、衣擦れ、そしてキッチンの音(コーヒー豆を挽く音は少しびっくりさせてしまうかもしれませんが……)や入りこんでくる外の音、ときおり聞こえてくる店の人間とお客さんのやり取りの声、そういった様々な音と流れている音楽がないまぜになり、ちょうどいい柔らかなノイズがつくられたらいいな、と思っています。
しかしそれは手放しで実現できるものでは決してないため(「偶然そういう時間帯がある」ということはあるでしょうが)、この場所が守るべき、「愉快な読書の時間を過ごしたい」と思って来てくださった方の体験の質を損ねないためにも、ここまで書いてきたようにいくつかのことについてご協力いただいている次第です。

また、ここまでに触れてきたもの以外でも、「これは他の方の耳に響くかもな、意識が取られるかもな」「読書をしている他の人にとっては微妙かもな」と判断したときはお伝えさせていただきます。
音の響き方であるとかは自身では判断しにくいところがありますので(店の人間が発する音が耳に障るときは教えていただけたらすごくありがたいです)、「注意」というニュアンスよりは「足並みを揃えるための共有」のようなものとして受け取っていただけたら、こちらとしては救われます。声をかけることは、どんなに慣れても不安と緊張を伴うものです。
また、お声がけの判断は直感的なものにならざるをえないものもあり、さっきまでは/前のときは何も言われなかったのに、ということは起こりえます。状況にも左右されると思います。そのあたりについてはご寛恕ください。

総じてお伝えしたいこととしては、「ナイスな時間を過ごしにやってきた者同士、敬意を持ち合ってみんなで気持ちのいい時間を作ろうぜ」ということです。
ちょっと気持ちの悪い言い方であることは承知しているのですが、それでもなお、敬意はマジで大事だよね〜というのはすごく思うところです。この場所に限らず、他者と時間や空間を共有するとき、そこにいる人同士で敬意を感じ合えるかどうかは体験の質を大きく左右する、と思っています。
「自分はいい時間を過ごしに来た、他の人たちも同じようにいい時間を過ごしに来た、それならば、みんながいい時間を過ごせたら、それが一番気持ちいいよね」ということだと思うのですが、見知らぬ人たち同士が言葉を交わすこともなく、見知らぬ人たち同士のまま、敬意を持ち合い肯定し合うことができたら、それはとてもいい時間になりうるんじゃないの、時によっては驚くほどスペシャルでプレシャスなグルーヴが生まれるんじゃないのと、そう思っています。

過ごしていただきたいのは、あたたかみのある、心地のいい、うれしい、安らげるような読書の時間です。
ご理解いただければ幸いですし、ご共感いただければハッピーです。

置いている本の閲覧について

売り物を除き、本棚にある本は自由に読んでいただけます。
本を持ってくるのを忘れたときや、ご持参の本を読み終えたりちょっと休憩がてら違う本を読もう、みたいなときにぜひどうぞ。思いもよらぬ出会いがあって、「帰りに本屋さん寄って買っちゃお〜」みたいなことが起きたら嬉しいなと思っています。

お読みいただくにあたって、何点かご協力をいただいていることがあります。
本棚にある本は、店主やスタッフたちの私物です。それぞれに固有の思い出を伴う、大事な本です。
丁寧に扱っていただけたらと思います。本が雑に扱われているのを見ると、なんとも言えず胸がギュッと苦しく悲しくなるためです。悲しい思いはしたくないな、というところで。
「自分のものではない本」の扱いにおける丁寧ラインというのは微妙な問題で、どのあたりが一般的な合意を得られるところなのかわからないのですが、フヅクエにおいては次の通りとします。

  • ついているページの折り目を直さない
  • 開いた状態で伏せて置かない
  • めちゃくちゃ強く開かない(片手で表紙と背表紙をくっつける開き方とか)
  • カゴの中等の不安定なところに押しやらない
  • 食べ物や飲み物で汚さないように気をつける(水分とか油分とか)
  • できるかぎり元の位置に戻す(元の位置がわからなくなった場合はお気軽にお申し付けください)
  • ついているページの折り目を直さない(reprise)


「本を読むのにこんな気の配り方をしていたら疲れちゃうよ」という場合は、ご持参の本をお読みになってください。
より快適に過ごしていただくためのあれこれ

より快適に過ごしていただくためのあれこれ

「〜〜してもいいのかな……?」の解消が、よりいい時間、より自由なのびのびとした時間をつくると考えています。目を通していただかなくても過ごしていただくにあたって特に支障はないと思いますが、読んでいただくことで、「それ気になってた。これでさらにのびのびできるわ」ということもあるかもしれません。
店舗によって項目に多少の違いがありますので、こちらには共通するものを記載しています。

ご注文時

お席でうかがいます。手を挙げていただけたらまず気づけるはずですが、気づかないこともあります。「気づくかな、気づかないかな」とやきもきさせてしまうのも本意ではないため、声を掛けるなり厨房のほうに寄るなりしてくださっても大丈夫です。
なお、オーダーやお会計の際などは声をひそめていただく必要はありません。すぐに終わることがあらかじめわかっているやり取りは快適な静けさを損ねはしない、と考えているためです。抜け、緩みみたいなものをつくる効果もあるように思います。

あとで注文する/注文はしない

ご来店時にお腹がタプタプだったり、まずはひとしきり読んでから、ということもあるかと思います。ご自身のタイミングでご注文ください。
また、飲食は一切なしでひたすら読書、という過ごし方もしていただけます。
あとになる場合やご注文なしの場合は一言いただけると、そわそわしないで済むのでありがたいです。

お済みの食器

食べ終えられたっぽいなというのはなんとなく気づくものではありますが、ジロジロ見るのもあれですし、気づかないこともあります。
下げちゃって、というときは横にずらして置いていただくと、気づきやすい&お邪魔せずに下げられるためよいんじゃないかと思います。もちろん直接声を掛けてくださっても。

満席時の心持ち

心ゆくまでゆっくりしていただくための店です。それは、過ごしているお客さんに満席状態の圧を掛ける店ではありません。ですので、なにもお気になさらず、気が済むまで過ごしていってください。
ただし、もし仮に、たった今満席で入れない方が発生していることに偶然にも気がつき、そして偶然にも「あ、そろそろ帰るところでしたわ」という時は、少し勇気の要る行為かと思いますが、「あと10分くらいで出るつもりです」みたいなことを教えていただけると、誰もがハッピーになれるのでとてもありがたいです。

ご予約時間の延長

ご予約時にお尻の時間を入力していただいていますが、「当初のつもりよりももっといたくなった」ということも起きうると思います(それはとてもうれしいことです)。 その際はお教えください。特に言っていただかなくても席が空いている限りはいくらでもいていただけるのですが、満席状態かつすぐ後ろにご予約が入っている場合には、「すいません次のご予約が入っていて……」みたいなことをお伝えせざるをえません。それはこちらとしてもあまり言いたくはないことで(なぜなら気が済むまで過ごしていただきたいので)、そういう事態を避けるためにもゆとりを持った時間でのご予約を推奨していますが、「もっといたくなったぞ」と思われたときは早めに言っていただけると安心かと思います。

お水

白湯か常温でお出ししています。氷入りがいい場合はおっしゃってください。また、お邪魔をしたくないため、食器をお下げしたりするついで以外では注ぎ足しに行くことはほとんどしていません。お水のおかわりはお教えください。

ブランケット

ブランケットはご自由にお使いください。また、席によって寒暖差もありますので、席の移動もご遠慮なくどうぞ。そもそも空間全体が過度に暑い/寒い、ということがあればお教えください(これ以上は強くできないなあ、みたいなこともありますが)。なにぶん比較的動いている身であり、温度設定が適切に判断されていない場合もあると思います。

席の移動

前項とも重なりますが、同じ椅子に座り続けているとお尻が痛くなる場合があると思いますし(僕は尾骶骨が出ているのか、とても痛くなりやすいです)、「空いたあの席に移りたいな、実はあの席に座りたかったんだよな」みたいなこともあると思います。席の移動はご遠慮なくどうぞ。お荷物の移動だけ一緒にお願いします。

軽い外出

ちょっと読み疲れたぞ、眠くなっちゃったぞ、外の空気を吸いたいぞ、体を伸ばしたいぞ、みたいなこともあると思います。どうぞ断りなくぷらぷらしてきてください(その際は貴重品等の管理だけお願いいたします)。

書見台

書見台あります。以前お客さんがお使いになっているのを拝見し、とても快適そうだったため用意しました。手を使わずに開いていられるので、より楽に読めるかも。試しにぜひどうぞ。お声がけください。

スリッパ

映画館とかでもわりと脱ぎがちなんですが、長い時間を過ごすなら靴から解き放たれたいときってあるよな、と思ったため何足か用意しています。ご自由にお使いください。

イヤホンの装着

ご遠慮なく装着し、聞きたい音楽をお聞きください。僕は小さい店だと「イヤホンをするのにも気が引ける」みたいなところがあるため、念のため記しておきます。シャカシャカが漏れないようにだけお気をつけください。

お手洗いの防音

「静かな環境でトイレに行くときって、ちょっと緊張するよね……」「静かな環境で誰かがトイレに入ったときって、なぜかちょっと体がこわばるよね……」みたいに思う身であるため、安心してお使いいただけるように入念な音漏れ対策をしてつくりました(2枚ずつの石膏ボードのあいだに防音性のあるグラスウールという仕様です)。

電源

長丁場だとついでに充電しておきたくもなりますよね。電源はご自由にお使いください。なお、iPhoneの充電器はひとつありますので、ご入用でしたらお貸ししますのでおっしゃってください(こちらの諸機器の充電状況によってはお貸しできないこともあるかもしれませんが)。Androidの充電器のことをよくわかっていないのですが、もしかしたらこれつながるのかな、みたいなケーブルはいくつかあるので、もし使えそうでしたらお使いください。

スマホのお預かりできます

インターネットから離れたいみたいな気分のときが僕にはたまにあるのですが、意志の力に頼ってみるよりも、物理的な隔離が有効だったりもしますよね。ご希望であればスマホをお預かりします。電源は落としておいてください。

アラーム係にも

時間からも解き放たれ、過ぎゆく時間のことなど知らずに本を読みたい、みたいな気分のときに。アラーム係になりますので、「この時間になったら教えて」というような感じでお申し付けください。

たいへん長々と

お付き合いいただき本当にありがとうございます。ここまでに費やしてきた言葉はすべて、「あなたの読書の時間がよりいっそう豊かなものになりますように」の言い換えのような気がします。 そういうわけで、繰り返しになりますが、どうか、あなたの読書の時間がよりいっそう豊かなものになりますように。