5月10日(日)から、席数を半分以下に絞ったうえで、完全予約制として店内営業を再開します。
あくまで、「お近くにお住まいの方、歩きや自転車でいらしてください」という性質の営業です。
遠方で、「でも行きたいな」と思ってくださる方、よかったら
「いつか行くフヅクエ券」をご購入ください!(PR)
完全予約制営業の説明
●期間
6月7日まで
6月8日以降は通常営業に徐々に戻していきます。詳細はこちら。
https://fuzkue.com/entries/949
●営業日
できる範囲で毎日。ただし私たちの出勤状況次第で変動。
●営業時間
11〜20時。ただし私たちの出勤状況次第で変動。
(予約枠があるものについては当日直前までご予約可能ですが、シフトを確定させる必要上、適宜予約枠を消していく、みたいな運用になりそうです)
●予約の枠
11時・14時・17時の3枠。1枠
2時間50分(予約ページ上では3時間となっていますが、2時間50分にしました)
(もっと長くご滞在されたい場合は2つご予約ください。その場合、1枠ごとにいったん精算させていただきます。通常よりも少しお高くなってしまいますが、限られた席数での営業のため、そこは甘えさせてください)(8時からの早朝枠もちょっと楽しそうとか思ったりしているところ)
>
お席料の説明
●席数
初台:4席
下北沢1F:2席
下北沢2F:1席(あるいは1組2名。1組3名のご案内もできそうかな)
●提供できるメニュー
ひとまずはドリンクだけ(それも出せるもの出せないものあったり)(ミックスナッツはあるな)、くらいのところから始めます。酒類の提供は19時までです。
だんだん回るようになっていったら、甘いものや食事も順次出せるようにしていけたら、いいな、というところです。
こちらのページで順次、今はここらへんが出せる感じになりつつあります、というのをアナウンスしていく予定です。
>
通常時のメニュー
●飲食物のお持ち込み
通常のお持ち込みは「飲み物、お菓子、ケーキ、パン、チーズ、乾きもののおつまみ、に範囲は限定させていただきますが(つまり牛丼とか焼き鳥とかは不可です)」という条件付きで、かつ、お持ちいただいたものはこちらでうつわに移させてもらって提供、という形ですが、上記のとおりメニューが絞られているため、「なんでもどうぞ」というところです。うつわへの移し替えも結構ですので、そのまま召し上がってください。
初台の周囲のお店のテイクアウト状況は把握していないのですが、下北沢は、入居しているBONUS TRACK内で、おにぎり、おかゆ、おでん、おつまみ、ラップサンド、コールドプレスジュース、和の焼き菓子、カレー、ワイン、といったあたりを現在は購入できます。日によっては他のお店が出店していることも(今週はタイ料理屋さんがあった)。
下北沢テイクアウトマップ的なものもあったので、こちらもご参考にどうぞ。
>
おいしく応援!シモキタテイクアウト最新情報
●ご予約のキャンセル
当日直前までできますので、「天気が悪くなって自転車で行かれなくなった」みたいなときはご遠慮なくキャンセルしてください。その場合、キャンセルのお手続きあるいはご連絡は必ずお願いします。くれぐれも無理のない範囲でご来店ください。
また、キャンセルはこちらからもさせていただく場合があります。「天気が悪くなって足がなくなったから」「やっぱり店に出るのが怖くなったから」等、普段であったら「いや〜、それは、かなり、どうなんだ、ギリなんじゃないか大人として……」みたいなことも、今はまださせてください。今は「社会的な約束」みたいなことよりも個々の感覚が優先されていい時だと考えています(本当はいつだってそうなのかもしれないとも思ったりもしつつ)。
できるかぎり補い合いながら店を開けられるように努めますが、ご了承ください。できるかぎり前日までにご連絡いたします。
●私たちがすること
・出勤前に検温を実施します。
・マスクを着用して働きます。
・ご利用されたお席、ドアノブ等は消毒をします。
・ドリンクはテイクアウト用の紙カップでの提供とします。
・空気を動かすことによる飛沫の拡散を防ぐため、空調と換気は極力控え、入れ替わりの10分の時間に空気の入れ替えをおこないます。
(こちらに依拠しています→
川村孝先生の小括)
●来られる方にしていただくこと
・体調不良時のご来店はおやめください。
・マスク着用でいらしてください。
・ご来店時や店外に出て戻られた際は手指の消毒をお願いします。
・ご滞在中、ご飲食時以外は常にマスク着用をお願いします。
・店内にある書籍をお読みいただくことはご遠慮いただきます。なお、「ご案内書き・メニュー」は、ご予約時のメールにてPDFのものをお送りします。そちらをお読みください。
・上記にご協力いただけない場合はお帰りいただきます。
●「本の読める店」のこと
初めて来られる方は、
「本の読める店」とはのページをご覧になり、フヅクエがどういった店なのかをご理解になったうえでご予約ください。ゆっくり本を読みたい人以外にとってはひとつも面白くない店ですので、くれぐれもお気をつけください。
●ご予約についてのご連絡
予約に関するお問い合わせフォームからお願いいたします(メールをいただいてもすぐには見られない場合が多いです)。
●暫定的な営業形態である旨ご理解ください
ひとまずこの形での営業再開となりますが、また変わることもあるかと思います。具体的には、「この来店者数、この売上だと持続的には厳しい」となって価格設定を変更する(上げる)であったり、「ちょっと今は読書だけに絞るとあまりにリーチできる人が少ない」となって「貸切状態なら仕事も可」とかにしたり、ということも、あるかもしれません。変更はこちらのページでお伝えします。
●いろいろ書きましたが
以上を踏まえた上で、来てくださった方々には安心してゆっくりナイスな時間を過ごしていただけたらなと思っています。気持ちのいい読書時間をともに過ごしましょう。
●以下少しだらだらと
4月頭からほぼ休業という形だったが、こうした。
僕個人としても、そろそろ売上をつくる日々を取り戻さないと怖い、という思いが強くなっていったところだったし、スタッフのなかにも、そろそろ働く日々を取り戻したい、という感覚が出てきたところだった。
また、買っていただいている
「いつか行くフヅクエ券」の使い先をゆっくりでもいいから提供していきたい、という気持ちもある。
でも何よりも、先週、立て続けにお二組、お申し出をいただいて貸切という形で営業した、そのことが大きかった。初台と下北沢でそれぞれ、3時間、そういう時間があった。
きれいに片付けられた店内で、明かりがついて、音楽が流れて、そのなかで、本を読む人たちが座っている。その光景は、知っていたとおりの美しさで、これがフヅクエだった。フヅクエという店をやっている以上、フヅクエの時間をちゃんと生きたい、と強く実感して、再開を決めた。
だから、先月「貸切とか」と思いついたときは、貸切ならば仕事をする人を受け入れるのもありかもしれない、例えばご夫婦で一人が読書一人が仕事とか、親子で一人が読書一人が宿題とか、そういうニーズもあるかもしれない、とかも考えていたが、「まずはやっぱり読書だ、まずはちゃんとフヅクエだ」となって、こうなった。上述のとおり、これはこの先、異なる判断になることもあるかもしれない。とにかく、まずは正しくフヅクエとして。
ただ、今まで通りにやれるわけでも到底ない。そもそもがおしゃべりの禁じられた、席間にゆとりのあるつくりの店だが、それでもいつも通りというわけにはいかない感覚がある。というところで席数は絞った。
予約制にして枠を定めたのはこちらの事情、開ける側の事情で、人によって、夕方までであれば、ということもあれば、晴れた日であれば、ということもあるだろう。そういう出勤状況がはっきりとは定まりづらい中でいちばん運営のやりくりがしやすそうなのがこの形かと思ってこうした。
早く整然と運営できるように努めますが、特に最初のうちはいろいろと混乱を与えてしまうことも出てくるような気がします。ご寛恕いただけたら幸いです。