「本の読める店」とは
愉快な読書の時間のための店です
「本の読める店」は、「愉快な読書の時間を過ごしたい」と思って来てくださった方にとっての最高の環境の実現を目指して設計・運営されています。この店が考える「たしかに快適に本の読める状態」は、大きく分けて2つの要素から成り立っています。ひとつは穏やかな静けさが約束されていること、もうひとつは心置きなく過ごせること。そういうわけで、
静かな時間をお過ごしいただけます
当たり外れの決してない、約束された静けさをつくりたいと思っています。どうぞ、心穏やかで豊かな時間を過ごしていってください。
ゆっくりゆっくりお過ごしいただけます
なににも気兼ねすることのない時間を、思う存分に過ごしていってください。4時間や5時間過ごしていかれる方は日常的にいらっしゃいますし、11時間お過ごしになった方もおられました。気の済むまでゆっくりしていってください。
もちろん短い時間のご滞在も大歓迎です。今日は1時間ぎゅぎゅっと読みたい、というときのための過ごし方も用意しています。
もちろん短い時間のご滞在も大歓迎です。今日は1時間ぎゅぎゅっと読みたい、というときのための過ごし方も用意しています。
過ごし方
(おおまかなルール説明)
できること
読書!
ご遠慮いただいていること
・おしゃべり
・読書以外の活動(仕事、勉強、動画視聴等)
・ペンのご利用の一部制限も
・読書以外の活動(仕事、勉強、動画視聴等)
・ペンのご利用の一部制限も
いずれも代表的なもので、詳細は「ご協力いただいているいくつかのこと(細かなルール説明)」に記していますが、とてもおおまかに書いてみると、「ここではみんな本を読んでいる」というのが、この場所がつくろうとしている光景です。
厳密な重ね合わせはできないですが、映画館が映画を見る人だけで構成されているのと同じように、本の読める店は本を読む人だけで、という感じ。そして映画館が映画を気持ちよく見たい人こそを守るためのルールをいくつか持つのと同じように、この場所も読書する人を守るためのルールをいくつか、という感じ。
ここでおそらく大切なのは、読書の没頭の妨げになることを取り除くのもそうですが、外形的に「みんな読んでるっぽい」と感じられること、「少なくとも読んでいないと確信はできない」と感じられることだと思います。
みんなが読んでいること、みんなが互いのために一定の配慮を持って過ごしていること、そのことが、読むことを元気づけ、読む人を守り、読む時間をとってもいいものにする、と考えています。
また、没頭は時間を要し、崩れやすい性質のものです。これも映画館と同じですが、「それしかできない」ということは、脅威の発生を防ぐだけでなく、没頭を助ける、という側面もあると考えています。
そんな観点でのルールメイキングとなっております。
厳密な重ね合わせはできないですが、映画館が映画を見る人だけで構成されているのと同じように、本の読める店は本を読む人だけで、という感じ。そして映画館が映画を気持ちよく見たい人こそを守るためのルールをいくつか持つのと同じように、この場所も読書する人を守るためのルールをいくつか、という感じ。
ここでおそらく大切なのは、読書の没頭の妨げになることを取り除くのもそうですが、外形的に「みんな読んでるっぽい」と感じられること、「少なくとも読んでいないと確信はできない」と感じられることだと思います。
みんなが読んでいること、みんなが互いのために一定の配慮を持って過ごしていること、そのことが、読むことを元気づけ、読む人を守り、読む時間をとってもいいものにする、と考えています。
また、没頭は時間を要し、崩れやすい性質のものです。これも映画館と同じですが、「それしかできない」ということは、脅威の発生を防ぐだけでなく、没頭を助ける、という側面もあると考えています。
そんな観点でのルールメイキングとなっております。
フヅクエの料金
平日
-1h / 1,210円
1オーダー付き
1-3h / 2,090円
3オーダー付き
1day / 3,300円
5オーダー付き
休日
-1h / 1,320円
1オーダー付き
1-3h / 2,420円
3オーダー付き
1day / 3,740円
5オーダー付き
※フード、アルコール、一部ドリンクなど、プラス料金をいただくメニューもあります
プラン・ご注文・お支払い
プランの宣言
どれだけいるかは過ごしてみないとわからない、というものだと思いますので、ご注文時に「このプランで」と宣言していただかなくて大丈夫です。
宣言していただいた場合は、時間になったら「3時間になりましたけどまだいらっしゃいます?」みたいなお声がけをします。
宣言していただいた場合は、時間になったら「3時間になりましたけどまだいらっしゃいます?」みたいなお声がけをします。
時間の考え方
1時間なり3時間なりのラインを過ぎたら次のプランを適用、という形になります。時間との追いかけっこみたいなことは僕たちもまったくしたくはなく、「1分過ぎたら次へ!」みたいな機械的な切り上げはしませんが、どこかで線を引かないといけなくはあり、10分くらい過ぎたら適用させていただきます。
「来てから今どのくらい経ったんだろう」等、気になることがありましたらご遠慮なくお尋ねください。
「来てから今どのくらい経ったんだろう」等、気になることがありましたらご遠慮なくお尋ねください。
「◯オーダー付き」の考え方
いっぺんに頼んでいただかなくて大丈夫です。お好きなときに追加のご注文してください。また、「◯オーダー付き」の数だけ頼まれなくてももちろん大丈夫です(料金については同じだけ頂戴します)。「この仕組みの成り立ち」のところから長々と書いていますが、オーダーの多寡にかかわらず、好きなスタイルで、気兼ねなく気持ちよく過していただけるように、という考えで料金の仕組みがつくられています。
ご注文方法
ご注文がお決まりになったらお呼びください。「気づいてもらえないな〜」という場合は恐れ入りますがスタッフのいるところまでいらしてください。
ご注文タイミング
飲み食いは後だ、まずはひとしきり読書してから、ということもあるかと思います。ご自身のタイミングでご注文ください。また、飲食は一切なしでひたすら読書、という過ごし方もしていただけます。
ただ、ご来店後のお客さんに対しては「きっと近々ご注文があるはずだ」という感覚で強めにアンテナを張っているところもあるため、後になる場合やご注文なしの場合はその旨を教えていただけると大変助かります。
ただ、ご来店後のお客さんに対しては「きっと近々ご注文があるはずだ」という感覚で強めにアンテナを張っているところもあるため、後になる場合やご注文なしの場合はその旨を教えていただけると大変助かります。
お支払い方法
レジといいますか、スタッフのいるところまでお越しください。お支払いは現金・クレジットカードの他、電子マネーもわりといろいろお使いいただけます。
or more
もし、めっちゃいい時間だったぞ、値段以上の価値を感じたぞ、応援したいぞ、ゆえにもっと払っちゃいたいぞ、と思ってくださったならば、より多くお支払いいただけます。お会計の際に教えてください。大喜びで頂戴します。考えや経緯については「この仕組みの成り立ち」に記しています。
快適に過ごすためのヒント
細かな疑問の解消が、より自由なのびのびとした時間をつくるのでは、と考えています。目を通していただかなくてもまったく支障はないと思いますが、初めて来たのに勝手知ったる店、みたいになるといいなと思ってあれこれ書いている感じでございます。
お済みの食器
気づき次第お下げしていますが、気づけないこともあるため、下げちゃって、というときはご遠慮なくお声がけください。横にずらせる席の場合は横にずらしておいていただけると気づきやすい&お邪魔せずに下げられるためありがたいです。
満席時の心持ち
心ゆくまでゆっくりしていただくための店です。それは、過ごしているお客さんに「満席なんだから気を使って」みたいな圧を掛ける店ではありません。ですので、なにもお気になさらず、気が済むまで過ごしていってください。
ただし、もし仮に、たった今満席で入れない方が発生していることに偶然にも気がつき、そして偶然にも「間もなく帰るところでしたわ」という時は、少し勇気の要る行為かと思いますが、「あと10分くらいで出るつもりです」みたいなことを教えていただけると、誰もがハッピーになれるのでとてもありがたいです。
ただし、もし仮に、たった今満席で入れない方が発生していることに偶然にも気がつき、そして偶然にも「間もなく帰るところでしたわ」という時は、少し勇気の要る行為かと思いますが、「あと10分くらいで出るつもりです」みたいなことを教えていただけると、誰もがハッピーになれるのでとてもありがたいです。
ご予約時間の延長
ご予約時にお尻の時間を入力していただいていますが、「当初のつもりよりももっといたくなった」ということも起きうると思います(それはとてもうれしいことです)。
特に言っていただかなくても席が空いている限りはいくらでもいていただけるのですが、「すいません次のご予約が入っていて……」みたいなことをお伝えせざるを得ない状況もあります。それはこちらとしてもあまり言いたくはないことなので(なぜなら気が済むまで過ごしていただきたいので)、「予約した時間よりも長く過ごしたいかも」と思われたときは早めに言っていただけると安心かと思います。また、「もうちょっと読みたかったのに」という事態を避けるためにもゆとりを持った時間でのご予約を推奨しております。
特に言っていただかなくても席が空いている限りはいくらでもいていただけるのですが、「すいません次のご予約が入っていて……」みたいなことをお伝えせざるを得ない状況もあります。それはこちらとしてもあまり言いたくはないことなので(なぜなら気が済むまで過ごしていただきたいので)、「予約した時間よりも長く過ごしたいかも」と思われたときは早めに言っていただけると安心かと思います。また、「もうちょっと読みたかったのに」という事態を避けるためにもゆとりを持った時間でのご予約を推奨しております。
お水
白湯か常温でお出ししています。氷入りがいい場合はおっしゃってください。また、読書のお邪魔をしたくないため、食器をお下げしたりするついで以外では注ぎ足しに行くことはほとんどしていません。お水のおかわりはご遠慮なくお申し付けください。
ブランケット、ハンディファン
ブランケットはご自由にお使いください。ハンディファンはお声がけください。また、席によって寒暖差もありますので、席の移動もご遠慮なくどうぞ。そもそも空間全体が過度に暑い/寒い、ということがあればお教えください(これ以上は強くできないなあ、みたいなこともありますが)。なにぶん比較的動いている身であり、温度設定が適切に判断されていない場合もあると思います。
席の移動
前項とも重なりますが、同じ椅子に座り続けているとお尻が痛くなる場合があると思いますし(僕は尾骶骨が出ているのか、とても痛くなりやすいです)、「空いたあの席に移りたいな、実はあの席に座りたかったんだよな」みたいなこともあると思います。席の移動は特に断りなく、ご遠慮なくどうぞ。お荷物の移動だけ一緒にお願いします。
軽い外出
ちょっと読み疲れたぞ、眠くなったぞ、体を伸ばしたいぞ、みたいなこともあると思います。どうぞ断りなくぷらぷらしてきてください。貴重品の管理だけお願いいたします。
書見台
書見台あります。以前お客さんがお使いになっているのを拝見し、とても快適そうだったため用意しました。手を使わずに開いていられるので、より楽に読めるかも。試しにぜひどうぞ。お声がけください。
読書灯
本に挟んで使うタイプのライトです。クリップの内側にはクッションが入っていてやわらかい感じです。手元をもう少し明るくしたいな〜というときに。お声がけください。
スリッパ
長い時間を過ごすなら靴から解き放たれたいときってあるよな、と思ったため何足か用意しています。ご自由にお使いください。
イヤホンの装着
ご遠慮なく装着し、聞きたい音楽をお聞きください。僕は小さい店だと「イヤホンをするのにも気が引ける」みたいなところがあるため、念のため記しておきます。シャカシャカが漏れないようにだけお気をつけください。
電源
電源はご自由にお使いください。なお、iPhoneの充電器はひとつありますので、ご入用でしたらお貸ししますのでおっしゃってください(こちらの諸機器の充電状況によってはお貸しできないこともあるかもしれませんが)。
スマホのお預かりできます
インターネットから離れたいみたいな気分のときが僕にはたまにあるのですが、意志の力に頼ってみるよりも物理的な隔離が有効だったりも。ご希望であればスマホをお預かりします。電源は落としておいてください。
アラーム係にも
時間からも解き放たれ、過ぎゆく時間のことなど知らずに本を読みたい、みたいな気分のときに。アラーム係になりますので、「この時間になったら教えて」というような感じでお申し付けください。ただし、うっかり抜けてしまうこともあるため、シビアな時間管理が必要なときはご自身でお願いします。
ご協力いただいているいくつかのこと
(細かなルール説明)
決して当たり外れのない約束された静けさを実現し、「たしかに快適に本の読める状態」を守っていくために、いくつかのことについてご協力いただいています(映画上映前の鑑賞マナーのご案内みたいなやつです)。 過ごし方に迷ったらこのページを見てみると、安心して過ごしていただけると思います。
ペンの取り扱い
「まずそれなんだ?」という感じの項目ですが、意外に無視できないもので、耳に障る音を発生させやすい物体です。当人は音が鳴るタイミングを知っているので驚かないですが、すぐ近くで不意に生じる強い音は、耳と意識にけっこうなびっくりを与えてきます。それに加え、たとえ無意識にであれ、「また鳴るのかな……」と身構えた状態でいることは、余計なストレスを感じるものだと考えています。そういったわけで、下記のご協力をいただいています。
・ペンの使用頻度
常にノート等を開いてなにかを書いている、という過ごし方についてはご遠慮いただいています。 「本に書き込みをする」、「ときおりメモ帳を開いてメモを取る」、「読書の休憩時に手帳を開いて5分10分なにかを書く」、といった過ごし方は大丈夫です。メインはあくまでも読書で、というところです。
・ペン先の出し入れ
「バチン!」とはさせずに、音が和らぐようにやわらかめにおこなってください。また頻度が高いとなかなかバチバチ意識を蝕むため、いたずらにカチカチすることは慎んでください。ペン先は出しっぱなしにしておくのがおすすめです。
・ペンを手放すとき
ペンを使うということはそれに伴って「ペンを机に置く」という動作が生じるわけですが、そのときに手放す位置がうっかり高いと強い音が響き、近くの方をびっくりさせることになります。丁寧にお置きください。タオルとかを用意しておくと吸音してくれるので便利かも。
・やたらカラカラ鳴るペン
なんとなく忙しない感じがあるため、ご使用時はお気をつけください。お貸しできるペンもありますので、お気軽にお申し付けください。
・ペンの使用頻度
常にノート等を開いてなにかを書いている、という過ごし方についてはご遠慮いただいています。 「本に書き込みをする」、「ときおりメモ帳を開いてメモを取る」、「読書の休憩時に手帳を開いて5分10分なにかを書く」、といった過ごし方は大丈夫です。メインはあくまでも読書で、というところです。
・ペン先の出し入れ
「バチン!」とはさせずに、音が和らぐようにやわらかめにおこなってください。また頻度が高いとなかなかバチバチ意識を蝕むため、いたずらにカチカチすることは慎んでください。ペン先は出しっぱなしにしておくのがおすすめです。
・ペンを手放すとき
ペンを使うということはそれに伴って「ペンを机に置く」という動作が生じるわけですが、そのときに手放す位置がうっかり高いと強い音が響き、近くの方をびっくりさせることになります。丁寧にお置きください。タオルとかを用意しておくと吸音してくれるので便利かも。
・やたらカラカラ鳴るペン
なんとなく忙しない感じがあるため、ご使用時はお気をつけください。お貸しできるペンもありますので、お気軽にお申し付けください。
勉強・仕事・執筆・作業・動画視聴・ゲーム
のんびり気持ちよく読書を楽しむぞ〜と思ってやってきたら隣の人は猛烈にペンを走らせるガチ勉強だった、あるいはせかせかと仕事をしていた、みたいな状況は、たとえそれが静かなものであれ、なにか白けた気分をもたらしかねないと考えます。
また、ペンの話とも関わりますが、動きがあるものは、静かにおこなわれるのかワイルドにおこなわれるのかの個人差が大きく、穏やかで静かな環境を確実に維持する上で、どうしても扱いの難しい変数となってしまいます(スタッフ間で意思統一するのも難しい)。
そんな理由から、勉強・仕事・執筆・作業・動画視聴・ゲームはご遠慮いただきます。
もちろん、「勉強としての読書」「仕事の一環としての読書」というのは大丈夫です。あくまで「(外形的には)みんな読んでいる(に違いない)」という光景をここではつくりたい、というところです。
また、ペンの話とも関わりますが、動きがあるものは、静かにおこなわれるのかワイルドにおこなわれるのかの個人差が大きく、穏やかで静かな環境を確実に維持する上で、どうしても扱いの難しい変数となってしまいます(スタッフ間で意思統一するのも難しい)。
そんな理由から、勉強・仕事・執筆・作業・動画視聴・ゲームはご遠慮いただきます。
もちろん、「勉強としての読書」「仕事の一環としての読書」というのは大丈夫です。あくまで「(外形的には)みんな読んでいる(に違いない)」という光景をここではつくりたい、というところです。
書き物を伴う読書
ところで、「書き物を伴う読書」というものがあるわけですが、こちらは、「ペンの取り扱い」で触れたように、「常時ペンを使うことはご遠慮いただく」というところになります。具体的には、「常にノートを開いて常にペンを握っている」であるとか「資料や原稿に常に書き込みをしながら読む」であるとかが該当します。
このことは、「ノートをがっつり作り込みながらするのが自分の読書スタイルだ」という方にとって不便のあるもの、不満を感じるものだと思います。「本の読める店」だと聞いて来たのに、自分の読書スタイル、やらせてもらえないわけ? 超不自由じゃん、という感じの。
少し話は逸れますが、映画館で隣に座った人が、ひたすらメモを取りながら映画鑑賞をする人だったことがあったのですが、これがかなり耳障りなもので、上映中ずっと気になってしまいました。それがその人にとって真剣に映画と向き合う方法であることはもちろんわかるし、その真剣さを尊びたい気持ちもあるのですが、一方で、複数の人間が場をともにする空間において、ある人の行為が他の人の楽しみな時間を損ねるものであるならば、ご遠慮を請うことは正当なリクエスト足り得るのではないかな、と考えます。
フヅクエという空間における「ノートをがっつり作り込みながらする読書」もそこに該当するという判断です。とても静かに穏やかにペンを使ってくださる方もおられるわけで、申し訳ない気持ちもあるのですが、このようにしています。
このことは、「ノートをがっつり作り込みながらするのが自分の読書スタイルだ」という方にとって不便のあるもの、不満を感じるものだと思います。「本の読める店」だと聞いて来たのに、自分の読書スタイル、やらせてもらえないわけ? 超不自由じゃん、という感じの。
少し話は逸れますが、映画館で隣に座った人が、ひたすらメモを取りながら映画鑑賞をする人だったことがあったのですが、これがかなり耳障りなもので、上映中ずっと気になってしまいました。それがその人にとって真剣に映画と向き合う方法であることはもちろんわかるし、その真剣さを尊びたい気持ちもあるのですが、一方で、複数の人間が場をともにする空間において、ある人の行為が他の人の楽しみな時間を損ねるものであるならば、ご遠慮を請うことは正当なリクエスト足り得るのではないかな、と考えます。
フヅクエという空間における「ノートをがっつり作り込みながらする読書」もそこに該当するという判断です。とても静かに穏やかにペンを使ってくださる方もおられるわけで、申し訳ない気持ちもあるのですが、このようにしています。
パソコン
でかくてまぶしくて存在が際立つので、閲覧もご遠慮いただいています。合間にちょっとパソコン仕事、というときはご遠慮なくお外へどうぞ。
タブレットやスマートフォン、電子書籍端末を用いた読書
たまに聞かれることなんですが、もちろん大丈夫です。併せまして、たまに「漫画も読んでいいんですか?」「雑誌は?」と聞かれることもありますが、これも「もちろん大丈夫です!」です。なお、タブレットにおいて、ハードウェアキーボードでのタイピングはご遠慮ください(それはもうほぼパソコンなので)。
スマートフォンのご使用
これだけあれこれ書いていると、「スマホもやばいっすか?」みたいに思われることもありそうなので項目を立てましたが、もちろんお使いいただけます。ただし、机に置くときに強い音が鳴りやすい物体ではあるので、置くときは優しめでお願いします。あと、めちゃくちゃ細かいところで恐縮ですが、爪が長い方のハードなタップはけっこうカンカン鳴ります。少しだけお気をつけください。
イヤホンの装着時
シャカシャカさせないよう音量だけご注意ください。
重いため息や大あくび、あるいは居眠り
せっかくホクホクといい時間を楽しんでいたら隣から重い重いため息や退屈そうな大あくびが聞こえてきたりするのは、決して嬉しいものではありません。傍らに人が有ることというか、気分よく過ごしている方がいるということをお忘れなきようにお願いします。
また、気づいたら船を漕いでいた、あ、いま意識飛んでた、みたいなことは読書につきものですが、「我、寝ます」みたいな感じでがっつり寝に行くのはご遠慮ください。一気に「だるい授業中」みたいな光景になるためです。起こさせていただきますが悪く思わないでください。眠気覚ましに散歩に出るのもおすすめです。
また、気づいたら船を漕いでいた、あ、いま意識飛んでた、みたいなことは読書につきものですが、「我、寝ます」みたいな感じでがっつり寝に行くのはご遠慮ください。一気に「だるい授業中」みたいな光景になるためです。起こさせていただきますが悪く思わないでください。眠気覚ましに散歩に出るのもおすすめです。
お連れさんどうしの会話
お連れさんどうしの会話は厳密にご遠慮いただいています。「帰る?」等の短い事務連絡だけでお願いします。こそこそ話も筆談もご遠慮いただいています。お二人でのやり取りについては、映画上映中だったらどうか、というレベル感でお願いします。どうぞ一人ずつの独立した時間をお過ごしください。
写真撮影
パシャリしてSNS等に上げていただくことは大歓迎、ありがたい、ぜひお願いしたい、くらいの姿勢ですが、撮影に際してはいくつかご注意ください。シャッター音はやはり強い音になりますので、立て続けのシャッター音はやめていただき、1パシャリでいい感じに撮ってください(気にせず撮れる無音カメラアプリはおすすめです)。
また、他の方がいるときの立ち上がっての撮影はご遠慮いただくとともに、スタッフを含め他の方が写り込まないようお気をつけください。なお、案内書きの文章やメニュー表の撮影はご遠慮いただいております。なんとなく何かが掠め取られるような感覚があるためです。なんでだろ。文脈が切り離されて一部だけが流布されるということに抵抗がある気がします。背景に写っているのとかは全然ありです。
また、他の方がいるときの立ち上がっての撮影はご遠慮いただくとともに、スタッフを含め他の方が写り込まないようお気をつけください。なお、案内書きの文章やメニュー表の撮影はご遠慮いただいております。なんとなく何かが掠め取られるような感覚があるためです。なんでだろ。文脈が切り離されて一部だけが流布されるということに抵抗がある気がします。背景に写っているのとかは全然ありです。
本棚の本の閲覧
売り物を除き、本棚にある本は自由に読んでいただけます。
本をお持ちでないときや、ご持参の本を読み終えたりちょっと休憩がてら違う本を読もう、みたいなときにぜひどうぞ。思いもよらぬ出会いがあって、「帰りに本屋さんで探してみよ」みたいなことが起きたら嬉しいなと思っています。
お読みいただくにあたって、何点かご協力をいただいていることがあります。
本棚にある本は、店主やスタッフたちの私物です。それぞれに固有の思い出を伴う、大事な本です。
丁寧に扱っていただけたらと思います。本が雑に扱われているのを見ると、なんとも言えず胸がギュッと苦しく悲しくなるためです。悲しい思いはしたくないな、というところで。
「自分のものではない本」の扱いにおける丁寧ラインというのは微妙な問題で、どのあたりが一般的な合意を得られるところなのかわからないのですが、フヅクエにおいては次の通りとします。
・ついているページの折り目を直さない
・開いた状態で伏せて置かない
・めちゃくちゃ強く開かない(片手で表紙と背表紙をくっつける開き方とか)
・カゴの中等の不安定なところに押しやらない
・食べ物や飲み物で汚さないように気をつける(水分とか油分とか)
・できるかぎり元の位置に戻す(元の位置がわからなくなった場合はお気軽にお申し付けください)
・ついているページの折り目を直さない(再び! なにとぞ〜〜〜)
「本を読むのにこんな気の配り方なんてしていられないよ」という方は、なんというか、言葉が難しいところですが、恐れ入りますがというか恐れ入らないのですが、まああの、それはご自身の本でやってください〜!
本をお持ちでないときや、ご持参の本を読み終えたりちょっと休憩がてら違う本を読もう、みたいなときにぜひどうぞ。思いもよらぬ出会いがあって、「帰りに本屋さんで探してみよ」みたいなことが起きたら嬉しいなと思っています。
お読みいただくにあたって、何点かご協力をいただいていることがあります。
本棚にある本は、店主やスタッフたちの私物です。それぞれに固有の思い出を伴う、大事な本です。
丁寧に扱っていただけたらと思います。本が雑に扱われているのを見ると、なんとも言えず胸がギュッと苦しく悲しくなるためです。悲しい思いはしたくないな、というところで。
「自分のものではない本」の扱いにおける丁寧ラインというのは微妙な問題で、どのあたりが一般的な合意を得られるところなのかわからないのですが、フヅクエにおいては次の通りとします。
・ついているページの折り目を直さない
・開いた状態で伏せて置かない
・めちゃくちゃ強く開かない(片手で表紙と背表紙をくっつける開き方とか)
・カゴの中等の不安定なところに押しやらない
・食べ物や飲み物で汚さないように気をつける(水分とか油分とか)
・できるかぎり元の位置に戻す(元の位置がわからなくなった場合はお気軽にお申し付けください)
・ついているページの折り目を直さない(再び! なにとぞ〜〜〜)
「本を読むのにこんな気の配り方なんてしていられないよ」という方は、なんというか、言葉が難しいところですが、恐れ入りますがというか恐れ入らないのですが、まああの、それはご自身の本でやってください〜!
いろいろ書きましたが、
緊張を強いるような張り詰めた空気をつくりたいわけでは一切なく、あたたかみのある、リラックスできる穏やかな静けさを実現できればと考えています。ですので、物音を立てないでください、オーダーの際も声をひそめてください、みたいなことではまったくないですし、むしろ、ページをめくる音であるとかグラスを置く音、衣擦れ、そしてキッチンの音(コーヒー豆を挽く音は少しびっくりさせてしまうかもしれませんが……)や入りこんでくる外の音、ときおり聞こえてくる店の人間とお客さんのやり取りの声、そういった様々な音と流れている音楽がないまぜになり、ちょうどいい柔らかなノイズがつくられたらいいな、と思っています。
しかしそれは手放しで実現できるものでは決してないため(「偶然そういう時間帯がある」ということはあるでしょうが)、この場所が守るべき、「愉快な読書の時間を過ごしたい」と思って来てくださった方の体験の質を損ねないためにも、ここまで書いてきたようにいくつかのことについてご協力いただいている次第です。
また、ここまでに触れてきたもの以外でも、「これは他の方の耳に響くかもな、意識が取られるかもな」「読書をしている他の方にとっては微妙かもな」と判断したときはお伝えさせていただきます。
音の響き方であるとかは自身では判断しにくいところがありますので(店の人間が発する音が耳に障るときは教えていただけたらすごくありがたいです)、「注意」というニュアンスよりは「足並みを揃えるための共有」のようなものとして受け取っていただけたら、こちらとしては救われます。声をかけることは、どんなに慣れても不安と緊張を伴うものなので。
また、お声がけの判断は直感的なものにならざるをえないものもあり、さっきまでは/前のときは何も言われなかったのに、ということは起こりえます。状況にも左右されると思います。そのあたりについてはご寛恕ください。
総じてお伝えしたいこととしては、「ナイスな時間を過ごしにやってきた者同士、敬意を持ち合ってみんなで気持ちのいい時間を作ろうぜ」ということです。
ちょっと気持ちの悪い言い方であることは承知しているのですが、それでもなお、敬意はマジで大事だよね〜というのはすごく思うところです。この場所に限らず、他者と時間や空間を共有するとき、そこにいる人同士で敬意を感じ合えるかどうかは体験の質を大きく左右する、と思っています。
「自分はいい時間を過ごしに来た、他の人たちも同じようにいい時間を過ごしに来た、それならば、みんながいい時間を過ごせたら、それが一番気持ちいいよね」ということだと思うのですが、見知らぬ人たち同士が言葉を交わすこともなく、見知らぬ人たち同士のまま、敬意を持ち合い肯定し合うことができたら、それはとてもいい時間になりうるんじゃないの、時によっては驚くほどスペシャルでプレシャスなグルーヴが生まれるんじゃないの? と思っています。
過ごしていただきたいのは、あたたかみのある、心地のいい、うれしい、安らげるような読書の時間です。
ご理解いただければ幸いですし、ご共感いただければハッピーです。
しかしそれは手放しで実現できるものでは決してないため(「偶然そういう時間帯がある」ということはあるでしょうが)、この場所が守るべき、「愉快な読書の時間を過ごしたい」と思って来てくださった方の体験の質を損ねないためにも、ここまで書いてきたようにいくつかのことについてご協力いただいている次第です。
また、ここまでに触れてきたもの以外でも、「これは他の方の耳に響くかもな、意識が取られるかもな」「読書をしている他の方にとっては微妙かもな」と判断したときはお伝えさせていただきます。
音の響き方であるとかは自身では判断しにくいところがありますので(店の人間が発する音が耳に障るときは教えていただけたらすごくありがたいです)、「注意」というニュアンスよりは「足並みを揃えるための共有」のようなものとして受け取っていただけたら、こちらとしては救われます。声をかけることは、どんなに慣れても不安と緊張を伴うものなので。
また、お声がけの判断は直感的なものにならざるをえないものもあり、さっきまでは/前のときは何も言われなかったのに、ということは起こりえます。状況にも左右されると思います。そのあたりについてはご寛恕ください。
総じてお伝えしたいこととしては、「ナイスな時間を過ごしにやってきた者同士、敬意を持ち合ってみんなで気持ちのいい時間を作ろうぜ」ということです。
ちょっと気持ちの悪い言い方であることは承知しているのですが、それでもなお、敬意はマジで大事だよね〜というのはすごく思うところです。この場所に限らず、他者と時間や空間を共有するとき、そこにいる人同士で敬意を感じ合えるかどうかは体験の質を大きく左右する、と思っています。
「自分はいい時間を過ごしに来た、他の人たちも同じようにいい時間を過ごしに来た、それならば、みんながいい時間を過ごせたら、それが一番気持ちいいよね」ということだと思うのですが、見知らぬ人たち同士が言葉を交わすこともなく、見知らぬ人たち同士のまま、敬意を持ち合い肯定し合うことができたら、それはとてもいい時間になりうるんじゃないの、時によっては驚くほどスペシャルでプレシャスなグルーヴが生まれるんじゃないの? と思っています。
過ごしていただきたいのは、あたたかみのある、心地のいい、うれしい、安らげるような読書の時間です。
ご理解いただければ幸いですし、ご共感いただければハッピーです。
フヅクエ店主 阿久津隆