今日の一冊

多和田葉子『エクソフォニー  母語の外へ出る旅』(岩波書店)

2017年12月8日
午後、本を読もうと思い外に出て、ドトールに行った、久しぶりのことだった、いつ以来だろうというくらいに久しぶりだった、行ってみるとレイアウトであるとかがいろいろと変わっていた、本は読まずにブログを書いていた、エディタを開いているだけの1時間足らずのうちに電池は50%まで減り、それからMacBookのことを検索してどれにしたらいいものかと見ていた、MacBook Proの16GBというのがいいのだろうか、16はあったほうがいいのか、8でいいのか、と、電池30%、そこで落ちた、1時間20分くらいで事切れた、もう限界だ、次の休みに買おう、雨が降り出し、店に戻り、夜はうれしいことに忙しかった、バタバタと止まることなくあれこれをし続けていたらそのまま閉店時間になった、にんじんしりしりを作って食べた、放心したように椅子に座っていた、妙に体が疲れたらしかった、帰宅後、『エクソフォニー』を開いて少し読んだら寝ていた。

日本の歌や歌舞伎の役者は普通、昔の日本語やそれに類する言葉でしかセリフをしゃべらない、だからドイツ語の劇を彼らと上演する場合、現代のいわゆる標準日本語ではなく、それなりの言語に訳す必要がある、という主旨のことを言う時に、わたしは、nurという言葉を使ってしまった。すると、彼が、nurではなくてausschliesslichだろう、とすぐに言った。その時、初めて、確かにそうだなあ、と思った。 多和田葉子『エクソフォニー  母語の外へ出る旅』(岩波書店)p.166

nurではなくausschliesslich。

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