####マルセル・プルースト『失われた時を求めて〈3 第2篇〉花咲く乙女たちのかげに 2』(井上究一郎訳、筑摩書房)
2018年10月24日
いわば彼女らは、その一人一人がかわるがわるに小さな彫像となるのであって、彼女らは、それぞれ、はしゃぎとか、きまじめとか、甘ったれとか、びっくりとかいった名で呼ばれる、率直な、完全な、それでいてはかない、そんな印象に型どられた、若々しい小像なのだ。
マルセル・プルースト『失われた時を求めて〈3 第2篇〉花咲く乙女たちのかげに 2』(井上究一郎訳、筑摩書房)p.365
びっくりとかいった名——名。
一度起き、もう一度眠れ、と念じながら、眠りのポーズを取っていたところ無事眠り、起きたら12時過ぎだった、たくさん眠れた。起きて、コーヒーを淹れ、ここ数日、日記の見直しにかまけて日記を全然書いていなかった、昨日の分とおとといの分の日記を書いて、満足した、それからうどんを茹でながらプルーストを読み始めた、鍋に貼り付いてしまうとなかなか取れなくなるので、混ぜながら、蒸気で手が熱くなった、もう片方の手で本を開いてプルーストを読んでいた、食べた。食べて、満足した、読んで、夕方まで読んでいた、そろそろ家を出ようと思っていたところ遊ちゃんが戻ってきて、丸善ジュンク堂に行くと言うと一緒に行こうということになり、行った。
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