秋の夜長のフヅクエ下北沢・会話のない読書会 1ヶ月間毎晩開催のお知らせ（10/10~11/9）

「会話のない読書会」は、楽しみにしていたその本を、同じくその本を楽しみにしていた人たちだけが寄り集まった空間でただ読む、という読書会です。

この読書会では、参加者同士が車座になって気の利いた気づきを発表し合ったり語り合ったりすることはしません。映画館で映画を観るように、おのおのの席で、黙々と、ただ読む。コーヒーやお酒や食事を楽しみながら、決められた時間のあいだ、ただただ読む。時間になったら帰る。

参加者たちは見知らぬ者同士のまま、「ここにいる全員が今、同じ本を読んでいる」という認識だけが渦を巻く。ただそれだけが、どうしてだか忘れがたい、濃厚かつグルーヴィーな体験に、なれ、という企てです。

これまで30回ほど開催してきましたが、ご参加いただいた方には、他ではなかなか味わうことのない体験を面白がっていただいているように感じます。
（参考：ご参加の方のご感想等）

このたび、フヅクエ下北沢が入居するボーナストラックが、10月にグランドオープンしました。それを記念して、という理由をつけて、10月10日から11月9日までの1ヶ月間、会話のない読書会を間毎晩開催いたします。
読みたかったあの本や、読んでみたい気になったあの本を読みに、ぜひお越しください。

それに伴い、当該期間中の営業は下記のとおりになります。

フヅクエ下北沢
・12-19時　通常営業
・19-24時　1席だけ通常営業

フヅクエ初台
・12-24時　通常営業

なお、読書会ご参加人数が1名以下の場合は、通常営業も併せておこなわせていただきます。会とは何か、というところでもありますし、また、それが他の本であっても複数名いたほうがきっと充実した楽しい時間になると考えるためです。

　

10/11（日）　馳星周『少年と犬』　（チケットお申し込み ）

10/12（月）　住野よる『この気持ちもいつか忘れる』　（チケットお申し込み ）

10/13（火）　アザリーン・ヴァンデアフリート・オルーミ『私はゼブラ』　（チケットお申し込み ）

10/14（水）　柴崎友香『百年と一日』　（チケットお申し込み ）

10/15（木）　遠野遥『破局』　（チケットお申し込み ）

10/16（金）　村山由佳『風よ あらしよ』　（チケットお申し込み ）

10/17（土）　チョン・イヒョン『優しい暴力の時代』　（チケットお申し込み ）

10/18（日）　梨木香歩『炉辺の風おと』　（チケットお申し込み ）

10/19（月）　夏目漱石『草枕』　（チケットお申し込み ）

10/20（火）　佐伯一麦『ノルゲ』　（チケットお申し込み ）

10/21（水）　高山なおみ『本と体』　（チケットお申し込み ）

10/22（木）　森見登美彦『四畳半タイムマシンブルース』　（チケットお申し込み ）

10/23（金）　温又柔『魯肉飯のさえずり』　（チケットお申し込み ）

10/24（土）　チョ・ナムジュ『彼女の名前は』　（チケットお申し込み ）

10/25（日）　リチャード・ブローティガン『アメリカの鱒釣り』　（チケットお申し込み ）

10/26（月）　劉慈欣『三体』『三体Ⅱ』　（チケットお申し込み ）

10/27（火）　マルティン・ルイス・グスマン『ボスの影』　（チケットお申し込み ）

10/28（水）　西尾維新『デリバリールーム』　（チケットお申し込み ）

10/29（木）　高山羽根子『首里の馬』　（チケットお申し込み ）

10/30（金）　ドストエフスキー『罪と罰』　（チケットお申し込み ）

10/31（土）　綾辻行人『Another 2001』　（チケットお申し込み ）

11/1（日）　エイドリアン・マッキンティ『ガン・ストリート・ガール』　（チケットお申し込み ）

11/2（月）　ローラン・ビネ『言語の七番目の機能』　（チケットお申し込み ）

11/3（火）　凪良ゆう『滅びの前のシャングリラ』　（チケットお申し込み ）

11/4（水）　谷崎潤一郎『鍵・瘋癲老人日記』　（チケットお申し込み ）

11/5（木）　ジョン・グリシャム『グレート・ギャツビーを追え』　（チケットお申し込み ）

11/6（金）　ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』　（チケットお申し込み ）

11/7（土）　山口慎太朗『誰かの日記』　（チケットお申し込み ）
（こちらの本は当日店頭でも購入いただけます））

11/8（日）　吉田篤弘『遠くの街に犬の吠える』　（チケットお申し込み ）

11/9（月）　ジョン・ウィリアムズ『ストーナー』　（チケットお申し込み ）