今月の福利厚生本(山口くん) 木山捷平『酔いざめ日記』(講談社)

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うん
めちゃくちゃ、めちゃくちゃえぐれてますね
なんかパラパラ落ちてくるよね、
ここに溜まってる
そうそう、なんなんだろうね突然ね
どうしたんだろ
ね、それ、分厚いのね
分厚いですね
うん、なんか俺これと、西野くんの、渡り鳥、っていう、さりげなくのやつと2冊、買ったんだけど
あーはいはい
買ったというか、同時に、受け取ったんだけど、渡り鳥も文庫、ハードカバーなんだけど文庫サイズとか、たぶん文庫かな、あれ文庫じゃないかな、まあちっちゃけっこうちっちゃいやつで
なんかすごい、白紙のやつですよね
そうそう、ほぼ白紙みたいな、でなんか2冊本を買ってさ両方その文庫サイズだからさ、なんとなく3000円くらい財布から出して用意してたらさ、5500円って言われてさ
はははは
あれ!あれ、なんか、あれ、なにだ、なにだって思って
たしかに
両方2500円でさ
あ〜
びっくりしたなんか、なんか、想定してなかったから、なにの値段だこれはって、あとでレシート見ようってあっ、なんかもうひとつ、読んでんだよね今
読んでます
なんかよい、よい?
いや〜、すごくよいですね
ああほんと〜、へ〜
すごくいいですね
あそう、へ〜
久しぶりに、なんか、やあすごいなあ、全然知らなかったですこの人
俺も全然知らないな、へ〜、いいな、羨ましいなそんな
へへへへ、小島信夫も、
ふん
おもしろかったです、なんだっけな、階段のあがりはなってやつ
へ〜、
その、漱石全集を買った日を、読んでから、昔の、日本の
ふん
小説みたいなの、読んで、わりといろいろ、手つけたんですけど、木山捷平と、小島信夫がいまのところ
ふーん、あとは誰がいたの
あとあの暗夜行路とか、読んでたじゃないですか
あ〜
あの〜、だれだっけ、
あ〜
しが
志賀直哉
なおや、あれなんかちょっとやめちゃって、他の、2冊くらいなんかやめちゃったんですけど、
いいな〜、俺もなんかそういう、ビビビみたいな読書したいな
へへへ、ビビビは、佐伯一麦と、木山捷平ですね僕は、最近、
いいな〜、ちょっと俺も木山捷平読んでみようかな
僕のその、読んでるやつは、わりと短編が集まってるやつで、
うん
なんかすごいんすよね、なんか短編とかであんまり感動とかおわ〜ってなるってあんまないんですけど、それはかなり、すごい、なってますね
へ〜、そうか〜、いいな〜
意外と売ってないんですよね、なんかどこにも、これもそうなんですけど、酔いざめ日記もだし、その、落ち葉回転窓、新宿の紀伊國屋で、見かけた、ぐらい他だいたいどこにも全然売ってなかったですね
へ〜、いいな〜
昭和7年
昭和7年
1月1日から始まって、
え、いいのその、開けちゃっていいのその、いつ、いいの
いや、日付見るくらいだったら、ここに年数書いてあるから
日付見ちゃうんだ、俺日付すら怖くて見れないわ
ほんとですか
へへへへへへ、
昭和43年
すごい40年近い
40年近く書いてますね
へ〜、昭和よん、40年
27歳から64歳
うおわ〜、すごいね
すっごい
え、それなんかすごいね、その1冊の中で、書いてる人40歳違うんだ
へへへすごいですね
ほおん、すご、
いや〜、
そりゃこの値段するよね
ははっ、文庫に、そうですよね2500円ってすごいな
講談社文芸文庫にしても高いよねちょっと
講談社文芸文庫にしても
へ〜、そうかじゃあ今日は、こちらをぜひお楽しみください
はい、ありがとうございます、やった
へ〜俺もちょっとB&B寄って、なんか、木山捷平探してみようかな
ぜひぜひ
山口くんが買っちゃったから今ないかもね
ははは、そうですね僕でも僕も取り寄せてもらったんで
ああそうかそうか