吉田健一『吉田健一集成〈7〉長篇小説』(新潮社)

APC_03433b76075a-d41f-4c97-8abe-6427e1fb2271.jpg
4月12日(日)
次のページに進んで少し読んでいると、ふいに、唐突に、それは多分、カルペンティエールの博識? なんだろう、衒学? というのだろうか、「なんかものすごい高貴な感じの物知り」みたいな感じというのか、カルペンティエールは大使か何かをやっていた人で、なんか生活に困っていなそうというか、優雅そう、みたいな勝手なイメージとかだろうか、ふいに、唐突に、吉田健一の言葉を浴びたい! という強い気分がやってきて、それでアマゾンをうろうろした。アマゾン、失われた足跡。『絵空ごと・百鬼の会』と『本当のような話』をポチっとし、それから『吉田健一集成〈7〉長篇小説』という新潮社のコレクションを見つけた、収録作は「瓦礫の中」「絵空ごと」「金沢」「東京の昔」で、なんという贅沢! と思って、今回『絵空ごと・百鬼の会』を買ったわけだから、収録作4つはどれも持っていることになるのだけど、この贅沢な本を持つという魅力に抗えず、なのか、買い物をしたかったということなのだろうか、4000円弱、ハッハッハ、と思いながら買った。
夜から雨が降っている。明日はずいぶんひどい降り方をするようだ。なので下北沢の再開は火曜日から。
布団に入って横になった直後、「あ、そうか、プロフィールはハッシュタグを多用したらいいんだ」と思ってソファに戻ってカチカチとツイッターのプロフィールをいじった。ハッシュタグを使えば無数のリンクを埋められるという突然の気づき。
・・・