ドニー・アイカー『死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』(安原和見訳、河出書房新社)

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6月29日(月)
夜までNotionをがんばり、暗くなっていく、雨がやまない、途中、B&Bに入ってもしかしてあったりするかと思ってレジに近づいて注文していた本のことを言い出すと「あ」ということで来ていたようだった、『建設業者』、もしそれがなかったら今日こそ『死に山』買っちゃおうかな、『仕事本』も『傷を愛せるか』もちょこちょこ読むものだし、なにか長編的なものを、と思っていたからだから『建設業者』がまだだったら今日こそ『死に山』買っちゃおうかな、と思っていた、『建設業者』はあったがやっぱり『死に山』も読みたくて2冊買った。『建設業者』の帯は鳶の人の発言からで「この仕事のやりがい? そういうものは、なければないで一向に構わないんじゃないですか」というものでいい。「そういうものは」というのがなんとも言えずいい。
それで猛烈にあれこれして、7時半ごろ、いったん店に寄って山口くんに下北沢のプリンターと仲良くする方法を教えてそのマニュアルをNotionにつくる方法を伝授して、出。自転車を押して歩いて帰ることにした。歩いていると通知があり花田さんがブックストアエイドのSlackに投げた投稿で今日は打ち合わせはあるのか、ということで、え、なんのこと、と思ってからカレンダーを見たらたしかに今日の20時とあった、それでiPhoneでズームで話しながら歩くことにして自転車を押しながら傘をさすという時点でそれなりに面倒だったところにiPhoneを持つということも加わるとすごく不便で、何度も止まりながら、いいポジションを探した。雨は強くはないが降っている。鎌倉通りをある程度行くと人通りは一気に減って、井の頭通りはほとんど人は歩いていない、歩きながらときおり発言しながら、家に向かう、蒸し暑くなってきた、背中が汗をかいている。打ち合わせも終わりに近づいた感があるところで家の最寄りのコンビニに寄ってビールを3缶。家のすぐそばの雨宿りをできるところで、ビールを飲みながら、ズームで話しながら、突っ立っている。黒い水たまりが光を反射させて、そこに水色の波紋が広がって消え、また広がる。
9時過ぎ、終え、家へ。シャワーを浴び、うどんを茹でる。どうやって食べようか迷っていたらオクラがあるからオクラを刻んでマヨネーズとちょっとのめんつゆと鰹節とかでサラダうどんみたいにするのはどうかと遊ちゃんに提案されてそれがいいと思ってうどんを茹でて冷やし、オクラとズッキーニを刻み、ブロッコリースプラウトと水菜と生姜のすりおろし、それからめんつゆ、というそういう形になった、途中で味変というところで鰹節を投下し、次の段階で卵黄を落としごま油を垂らした。大変満足。
けっきょくマニュアル作成のマニュアルを今日はつくることが叶わず、夜に遊ちゃんのiPadを借りてやろうと思っていた、iPadでこれはやりたい、iPadの画面をスクショしながら、GoodNotesで適宜赤字を入れたりマーカーで線を引いたりして、それを配置していく感じ、と思って遊ちゃんのiPadにNotionを入れたがアプリを立ち上げようとしても最初の「N」のロゴの画面からいつまで経っても進まず、諦めた。 今度講師として誘っていただいて出る「お店の学校」のことを遊ちゃんと話していたら遊ちゃんとお店の学校ごっこみたいなことが始まってけっこうなガチ相談になって、それが発展的なコミュニケーションになっておもしろかった。コンセプトや訴求したい対象が、ぼんやりしていたものが整理され、クリアになっていく感じ。講師役が務まる自信はないが務まると思ってもらったから誘ってもらったのだろうからきっと務まるのだろう。
だからNotionは諦めたから読書にシフトできた。『死に山』を開く。「おもしろそ〜!」という始まり。わりに早く眠くなり眠る。
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