その本を読むためだけに用意された、贅沢で最高の読書時間——
「会話のない読書会」は、楽しみにしていたその本を、同じくその本を楽しみにしていた人たちだけが寄り集まった空間でただ読む、という読書会です。
この読書会では、参加者同士が車座になって気の利いた気づきを発表し合ったり語り合ったりすることはしません。映画館で映画を観るように、おのおのの席で、黙々と、ただ読む。コーヒーやお酒や食事を楽しみながら、決められた時間のあいだ、ただただ読む。時間になったら帰る。
参加者たちは見知らぬ者同士のまま、「ここにいる全員が今、同じ本を読んでいる」という認識だけが渦を巻く。ただそれだけが、どうしてだか忘れがたい、濃厚かつグルーヴィーな体験に、なれ、という企てです。
(参考:ご参加の方のご感想等)
会話のない読書会
日時 |
1月10日(金) 20:00~22:30
open19:30 / close24:00 |
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場所 | フヅクエ |
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読む本 |
滝口悠生『やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記)』 (本はご用意ください)
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料金 |
2,000円(税別)
2,000円分の飲み食いをしていただけます。感じとしては「コーヒー2杯とケーキ」とか「ご飯と飲み物とちょっと」とか、そのくらいです。余ったりはみ出たりする分は差額のお支払いで何でもご注文いただけます。(メニューはこんな感じです)
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定員 |
10名 |
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予約 |
こちらからお申し込みください |
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内容
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「読む本」を読みます。 |
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適宜飲食物をオーダーしつつ、飲み食いしつつ、自分のペースで読みます。 |
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この日から読み始めるでもいいし、この時間で読み終わるような箇所まで進めて来るでもいいし、再読するでもいいし、好きなように読みます。 |
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途中で疲れたらしばらく他の本であるとかに退避可。外出しての休憩も可。映画館同様途中で帰るのはできたら我慢。 |
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22時半で終了のお知らせ。 |
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閉店時間の24時までは残って読み続けてもいいし、もちろん帰ってもいい、という感じです。
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◎作品紹介
世界各国の作家や詩人たちがアメリカ・アイオワ大学に集まり行われる約10週間の滞在型プログラム「インターナショナル・ライティング・プログラム(IWP)」。お互いをほとんど知らずに出会い、慣れない言語や文化の違いに戸惑いながらも少しずつ変化していく書き手たちの関係性の機微を、作家・滝口悠生が日記として綴る。
(→Amazon )
◎滝口悠生
1982年東京都生まれ。2011年「楽器」で新潮新人賞を受けデビュー。2015年『愛と人生』で野間文芸新人賞。2016年『死んでいない者』で芥川賞。他の著書に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』『茄子の輝き』『高架線』。
(2020年は毎月10,20,30日に開催する予定です)