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2014.12.13
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昨日変な夢を見て、部屋に大きなガラ袋が二つあって中身は死体とのことで、「うわー俺のとこ回ってきたのー」という感覚で部屋も暗いしドキドキしていたら、少し経ったらその袋から両親が出てきた。元気そうに。
と思ったら今日の夕方に二人そろって来てくれた。こういうことってあるよなと思う。
問題は「ガラ袋」で、これは僕は店の工事のときに知った言葉だ。店の工事のときにたくさんの知らなかった言葉を知った。ペンキの色を混ぜることを調色っていうこととか、あと「ふかす」って言って、あれ、なんだっけ、なんかすることなんだけど、忘れた、とか、意外に何も思い出せないな。ものの名前はたくさんあったな、フィニッシュとかサンダーとか丸ノコとか押切とか、あと革の単位が「デシ」っていうのはなんか衝撃的だった。
まあいいんだけど、上手くつながるはずだと思って書きだしたのだけど上手くつながらないんだけど、なんだろうな、言葉。言葉って意外と聞いたことあるけれどもそれが何を指すのかはわからないとか、よく見るものだけどなんて呼ぶのかわからないとか、そういうことたくさんあるよなっていうのがあって。
で、蒸留って実は僕わかってないな、ということに昨日気づいた。蒸留酒とか言うしウイスキーも蒸留酒なわけだけど。
『Pen』を開けばウイスキーを作る工程は「糖化」「発酵」「蒸留」「熟成」とのことで、糖化と発酵もじゃあ本当にわかってる?って聞かれたらわかってないんだけど、蒸留がなんなのかわかっていないのって致命的なんじゃないのかと。
ということで蒸留を今から調べます。うぃきぺでぃあ。
「混合物を一度蒸発させ、後で再び凝縮させること」だそうです。ふーむ、そうだったのか。初めて知った。へ~~~~~。
とは言うものの蒸発させて凝縮させるってどういうことなんだろう。引き続きWikipedia。「特定成分を濃縮する操作である」と。もうちょっと目を下に滑らせたら「各成分の蒸気圧の和が系の圧力と」とかあって、これ以上行くともう絶対に嫌になるからもういいや。深入りしてはいけない。
で、ことウイスキーに関して言うと、『Pen』曰く「1度の蒸留でアルコール度数は約3倍に高められ、2回目の蒸留で得られたスピリッツのうち、香味成分が最も凝縮されたハート部分のみを熟成へとまわす」とのこと。「ミドルカット」という作業だそうだ。まあなんか高めて濃くするってことなんだね。(ちなみにこれは単式蒸留という蒸留方法らしく、バーボンを作る時は連続式蒸留とのこと。)
ということで蒸留=蒸発させて特定成分を濃縮させること。すっきりすっきり。
ところでさっきさらっと「スピリッツ」って言葉が出てきたけど、スピリッツっててっきりラムとかウォッカとかテキーラとかジンとかのことだと思ってたけどそれだけじゃないのか。では、スピリッツって一体…?
問いは尽きないしその問いに付き合うとも限らないのだけど。(前回の終わりのところの問いは確か「ピート使わない他のやつはどういうふうに作っているんだろう」というものだったけど、いま別にそれ興味ないみたいな感じになっちゃったし)
photo by Nathan Gibbs