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2014.12.11
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ピートと言って真っ先に思い浮かぶのは横浜にいたピート・ローズで、150打点くらい上げた年があったよね、というところだし、あとはピート・ロックか。一枚だけアルバムを持っていてそれはとても好きだった。それからジャック・ドワイヨンの映画の『ラ・ピート』と思ってググったらヒットしないからおかしいなと思ったらそれは『ラ・ピラート』だった。
ただここで問題にしたいのはウイスキーに関係してくるピートで、今の段階の僕の認識は「泥炭」なんだけど、で、ウイスキーとか飲んでて、「ピートが強いねえ!」みたいな、聞いたことあるようなないようなだけど、そういう場面っていくらでもありそうだなと思うんだけど、「貴様はピートの匂いを嗅いだことがあるのか!」となんというか問い詰めたくなるよね、というのをいつもというかそういう場面に出くわすかそういう場面を想像すると思う。
で、調べてみたというかググってみると。
日本洋酒酒造組合|知る・楽しむ ウイスキー用語集 原料・製造工程
「ヒース(エリカ科の低木で、ヘザーともいいます。)やコケ、シダ類が堆積してできた泥炭、草炭のことです。寒冷地の痩せた酸性土壌でしかできないといわれています。
スコットランドには、ピートの層が広く分布しており、春、これを切り出し、一夏天日乾燥させ、秋、蒸溜所に運んで使用します。もともと樹木に乏しかったスコットランドでは、昔から燃料として使用されていました。
ウイスキー造りでは、原料である麦芽の発芽を止め、乾燥させる際に、ピートを使います。これを焚くことにより、麦芽にピート特有の香り(ピート香、スモーキー・フレーバー)が付加されます。
世界的なウイスキー産地で、ピートを使用している代表的な国はイギリスと日本です。」
だそうです。
これ前回の学習の僕の認識だと、「原料である麦芽の発芽を止め」って、「原料である大麦の種子の発芽を止め」なのでは?と思うのだけどどうなのだろう。「麦芽」というのが「種子を水に浸して発芽させて乾燥させたもの」だという認識に前回なったのだけど、この使用法だとそうじゃないのかもしれないな。よくわからないな。まいいや。
検索している中でピートを切り出している動画を見つけた。これは大変な作業だなあ。風強そうだし。
Cut Peat - YouTube
今日の要点としては炭を燃やすので燻製な感じの香りが移るみたいなことでいいのかな。
ところで「世界的なウイスキー産地で、ピートを使用している代表的な国はイギリスと日本です」とあるけれども、他の地域はどういうふうにしているのだろう。
photo by nz_willowherb