会話のない読書会 『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』

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(キャンセルが出たため1席空きました)
「会話のない読書会」は「同じ本を同じ場所で同じ時間を共有して見知らぬ人たちと一緒に読む」、という読書会です。
読んだあとに参加者同士で話し合ったりもせず、ただ黙々と、好き好きに飲み食いしながら本を読む、ただそれだけが、なんだかすごい濃厚かつグルーヴィーな体験に、なれ、みたいな企てです。
(参考:第1回の開催後記

【開催概要】 日時:11月7日(月) 20:00〜22:30(open19:30/close24:00) 場所:フヅクエ 読む本:『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』 料金:1,500円(「2ドリンク」or「1ドリンク+つまみ/ケーキ」。+300円/500円で「1ドリンク+軽食/食事」に変更可。当日のお申し出で大丈夫です)
ご予約:メールFacebookTwitterのメッセージから
定員:10名
本のご用意:こちらで用意することも可能です。発売から間もない開催ですし、ご希望の方はご予約の際にお申し付けください。
当日の流れ:受付後、20時に開始のお知らせ(すでに開いている方もちらほら)。適宜飲食物をオーダーしつつ、飲み食いしつつ、自分のペースで読む。途中で疲れたらしばらく他の本であるとかに退避可。外出しての休憩も可。途中退室はできるだけ避ける。22時半で終了のお知らせ。クローズの時間までは残って人と話してもいいし読み続けてもいいし帰ってもいい。

「会話のない読書会」第3回は、僕であるところのフヅクエ阿久津も原稿を書かせていただいた『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』を読みます。
まだまだ知られていない夢のような本屋22店について書店員22人があれこれ書く、というガイドブックです。(あれ?俺って書店員だったっけ)
本を読む人のための場所でおこなわれる本を読むための読書会で本屋が本屋について書いた本を読む、というのもまた夢の中にいるような体験になるのではないか、と期するところです。
本の紹介として、編著者の花田菜々子さんがFacebookに書かれていた文章と執筆者一覧を下記に貼っつけておきます。本屋のディズニーランド。興味を持たれた方はぜひご参加ください〜〜〜。
「うううっ(号泣)
なんと、わたし、本を出すことになりました!
(…)
ちょうど去年の今頃、友人で本屋仲間の北田さんと
居酒屋で思いついて盛り上がっただけのネタ
でZINEを作ってから
思いの他いろんな人がこのZINEを面白がってくれて
話が転がり始めました。
(…)
本は、ZINEのときと違い、自分たち以外に豪華天才書店員20名
(と、周辺業界で働くカリスマ業界人4名)にも原稿をお願いし、
それぞれの「夢の本屋」を思いのままに描いてもらいました。
そしたら、それが、やばい。ほんとにやばい。
もうほんとに、信じられないくらい、すべての原稿が
めちゃくちゃ面白いんですよ。
そんなことあるのか?と自分でも思うけど、
どう考えても、死ぬほど面白い。
自分の中では、もう「自分が本を出す」ということよりむしろ
「この本がめちゃくちゃ面白い」ということの方がニュース感が強い。
なぜこんなすごい本ができてしまったのか…
我ながらあまりの恐ろしさに震えが止まりません。
まあ、本屋も本も別に好きじゃないという人には
残念ながらたいして面白くない本だと思いますが、
「本屋が好き!」という人には、もう本屋のディズニーランドか!ってくらいに
めちゃくちゃ楽しんでもらえると思います。
どうぞ、「まだまだ知らない 夢の本屋ガイド」をよろしくお願いします。」
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