以前こちらで書いたように、メイクマネーする一つの手段として営業時間外のスペースレンタルというのか、場所貸しって日本語で言えばいいのだけど、レンタルスペース?スペースレンタル?どっちでもいいし、なんだか不思議と最初の「?」までカタカナに見えて、「レンタルスペース?スペースレンタル」っていうひとつづきの言葉に思えた。
思えた。で終わっちゃったよ、と思ったのだけど、営業時間外の場所貸しを、だからやっていてというか募っていてというか「うち使ってよ!」と声高に言っているわけなんだけど、その甲斐あってか先週と今週、勉強会と読書会という催しが週末の昼間におこなわれ、メイクマネーすることに成功した。
ともに10人前後でのお集まりで、真ん中の本棚を移動させたりしてスペースを作って椅子を動かしたりして、という感じで、前者においてはプロジェクターが使われた。日中は明るくて映らないのでは、という懸念は先にお伝えしていたが、壁に当てたらキレイに映ったので、資料の投影くらいのあれだったら十分におこなえることが判明した。
また、後者においては読書会なので特にプロジェクションするような様子は見られなかったが、人々の脳裏に課題小説内の様々な情景が映しだされている模様だった。
いずれも「勉強会」であるとか「読書会」であるとかで僕が勝手にイメージしていたものよりもずっと和気あいあいとした催しであり、後者にいたっては昼日中から飲酒行為がおこなわれ、その会の楽しげな度合いをよりいっそう高めていた。普段は静かな店内で人がわらわらと楽しそうにしている様子は、シンプルに「悪くないねこういうの」という良い光景だった。
僕は横の厨房で仕込みをおこなったり途中で抜けたりしていたが、事前にいくらかの飲食物のオーダーをいただいていたのでそれをこなす等もおこなった。それに伴い発生する追徴料金によってより温かみのあるマネーがメイクされた。
また、お持ち込みはいくらでもどうぞ、レンジとか必要なものあったら使ってください、という形を取ったため、ナンであるとか何かの麺であるとかをチンした。ナン・メン・チン。
そういったわけで1時間5000円で提案させていただき、交渉いくらでも可、その結果いろいろの果てに2~30000円のマネーをメイクするに至った。それは売上の足しとしては十分に大きなものだった。
こちらの気乗り具合であるとかそちらの予算事情であるとかを勘案し、落としどころはいくらでもあるのだろうなと思った。そのため、みんなもぜひ、使ってね!と今とても思っている、という話でした。