2ヶ月が経った。
秋から冬へと季節は移り、席によってはけっこう寒いということがわかったりした。初めての冬。
変わったことと変わらないことがある。
となんとなく打ってみたけれどもだいたいのことは変わっていなくて、一番変わっていなくてびっくりしているのは自分の格好で、ハーフパンツっていうのか半ズボンっていうのか知らないんだけど、足が出ているやつをまだ履いている。自分でもこの状況に驚いてはいて、そしてよく驚かれもするけれども、いつも答えは「なんかまだいけるんですよね」だ。なんかまだいけるんだよな。下半身に関してはあまり寒さを感じていない。むしろ上半身の方が問題で、上着はもちろん着るのだけど胸のあたりがヒヤヒヤするというか。まあ本当にどうでもいいんだけど。
と書いた矢先、煙草を吸いに外に出たら例の低気圧的なあれか、強く冷たい風が吹いていて、「これはさすがに限界かもな」と感じたのでそろそろ長いズボンを引っ張りだそうかと思った。いよいよか。
変わらないことその2は集客で、ちょっとずつ増えていくかなとか思っていたら「なんですかこれ!まるで変わらないじゃないですか!」という感じで、まあ経営的には早く変わってくれないとまずいのだけど、念じたところで変わるものでもないので、「年内までは実はプレオープンだった」ということにしようかな、みたいな感じで処理することにした(離れ技)。
何にせよ、とは言え、たとえなんであろうと、この2ヶ月は実りあるものだったというのは間違いないことで。
ここで過ごされた方の声をいろいろと聞くことができたし、お客さんの反応を見ていてこの方向性はまるで間違っていないとも確信できたし、満席という状況や理想的な集客の一日というのも体験できたことで、席がおおかた埋まってもお客さんの居心地はちゃんと維持できることもわかった。一方で暇すぎると何もやる気が起きないということもよくわかった。性根が自堕落だよねということもよくよくわかった。
だからもうあとはもう、がんばれ俺!メイクマネーして優雅な暮らし!みたいな感じなので、お客さんを増やせるように年明けから行動を起こしていこうかな、というところ。とか言って何をするんだろうという感じではあるのだけど。作戦練らないとね。
果たしてどうなる、フヅクエ…!
というわけでダラダラと開け続けた結果、明日は一ヶ月ぶりとなる休日。
チェルフィッチュの『スーパープレミアムモルツM:I-2』みたいなタイトルのやつ見たりしてリフレッシュというか休日を満喫してくる所存。