その本を読むためだけに用意された、贅沢で最高の読書時間——
「会話のない読書会」は、楽しみにしていたその本を、同じくその本を楽しみにしていた人たちだけが寄り集まった空間でただただ読む、という読書会です。
この読書会では、参加者同士が本について語り合ったりすることはしません。映画館で映画を観るように、おのおのの席で、黙々と、ただ読む。コーヒーやお酒や食事を楽しみながら、決められた時間のあいだ、ただただ読む。時間になったら帰る。
参加者たちは見知らぬ者同士のまま、「ここにいる全員が今、同じ本を読んでいる」という認識だけが渦を巻く。ただそれだけが、どうしてだか忘れがたい、濃厚かつグルーヴィーな体験に、なれ、という企てです。
前回に続いて西荻窪での開催となります。西荻窪店主岸本さんからのご案内はこちら。
あの「八咫烏」シリーズの著者・阿部智里の新刊情報がでてきまして、取り乱しております。
5月29日発売、『皇后の碧』(新潮社)を読みます。
https://www.shinchosha.co.jp/special/kogonomidori/
“平和の裏に隠された真実とは。謎が謎を呼ぶ、新次元の精霊ファンタジア!”
と銘打たれておりまして、“ファンタジア“!かぁ、ファンタジーじゃなくてファンタジアなのかぁ、ともうすでにハラハラドキドキしています。
今度はどんなふうに読者を混乱の渦に叩き落としてくれるのでしょうか。
美しい書影をみながら、わくわくがとまりません。
阿部智里が切り開く新しい世界を、一緒に見にいきませんか。
開催告知がギリギリになってしまいましたが、なんとか6月に開催の運びとなります。
それまで読まずに耐えるもよし、何周目かの読書にするもよし、友人知人を沼に引き込む口実にするもよし、です。
ご参加お待ちしております。
開催概要
日時
6月6日(金)
予約ページはこちら
19:30~22:00(19:00開場)
※この日の通常営業は18:00までとします。
場所
フヅクエ西荻窪
読む本
阿部智里『皇后の碧』
※ 本はご用意ください
料金
1870円(税込み)
※ 2ドリンク付き
※ 別途お食事のオーダーもしていただけます。カレー、サンドイッチやチーズケーキ等、いろいろあります
定員
10名
キャンセルについて
お申し出が前日までかつ「そこまでに売切れになっていなかった場合」は返金させていただきます。当日のキャンセルによる返金対応はおこないませんのでご了承ください。
当日の流れ
「読む本」を読みます。
飲み食いしつつ、ただただ読みます。
途中で疲れたらしばらく他の本に退避したり、外出しての休憩も。
22時で終了のお知らせをします。それまでたっぷりどっぷり読書の時間をお楽しみください。
という感じで、なかなか味わうことのない読書体験になるのではないかと思いますので、ぜひいらしてください〜!