料金改定のお知らせ

2026.03.30
4月1日(水)から料金を改定します。
こうだったのが、
price.png
こうなります。
price_202604.png
基本的には値上げですが、これまで「プラス料金をいただくメニュー」としていたチーズケーキやショートブレッド等はプラスなしの基本メニューになったりしており、たとえばこんな変化です(平日の1-3hプランの場合)。
●コーヒー2杯とチーズケーキ
改定前:プラン料金2090+コーヒー0+コーヒー0+チーズケーキ150 = 2240
改定後:プラン料金2420+コーヒー0+コーヒー0+チーズケーキ0 = 2420
(ちなみに1月の仕組み変更以前は2310)
●コーヒーとカレーとチーズケーキ
改定前:プラン料金2090+コーヒー0+カレー500+チーズケーキ150 = 2740
改定後:プラン料金2420+コーヒー0+カレー500+チーズケーキ0 = 2920
(1月の仕組み変更以前は2860)
なお、上記は初台・下北沢・西荻窪で、大橋の料金はこちらになります。
1月に料金の仕組みをがらっと変えましたが、値上げの実施は2023年の8月以来となります。なかなか緊張感があるのですが、諸経費のまんべんない値上がり等々を鑑み、フヅクエという場所を維持していくために必要な金額はここらへんだ、というところでこうなりました。ご理解いただけますと幸いでございます。
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というところで以上が本題で、以下は余談をダラダラ書いています。
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前述の通り1月に料金の仕組みの大改定をおこないました。
実は料金の仕組みの大改定は、もともとは値上げ実施についてああだこうだと検討している中でひょいと生まれたアイデアでした。
席料を上げてみようか、メニュー単体を値上げしてみようか、フードの席料消化数を小さくしてみようか、組み合わせてみようかと、うねうねと考えていた中で、ひょいと出てきて、「これは革命だ〜!」と沸き立って、この変更に至りました。
このときに一緒に値上げをすることも考えはしたのですが、仕組みをがらっと変え、さらに値上げも施すと、「仕組みを変えたことに乗じて値上げをしたわけだ」という感じで、煙に巻く感じになりそうというか、仕組改定という煙幕を張って視界が悪くなっているところに乗じて値上げをした感じになりそうというか、そんなことを思い、1月は仕組みの改定だけにしていました。
いま考えてみたら、どうせこういうふうにダラダラ説明するのだから、「仕組み変えました&値上げもしました」で言葉を尽くして伝えたら十分だったのではないかとも思うのですが、そもそも新しい仕組みが受け入れていただけるものなのかということを見たかったこともあり、分けたかったというのもありそうです。そんなわけで4月実施となりました。
ところで今回の改定にあたっては、僕たちが破綻なく対応できるお客さん数はどのくらいで、そして、そうであるならばお客さんお一人あたりからどのくらい粗利益を得る必要があって、ということをうねうね真剣に考えて価格を決めたわけなんですが、そこで出てきた数字を見るにつけ、いかに自分がかつての価格設定を無思考で放置し続けていたかということがよくわかりました。
旧仕組みが始まった2016年からの案内書きには、「店がいただく利益は1500円になるようになっている」「1500という数字は、「平均の滞在時間を鑑みるとお一人あたりこれくらいいただけたら成り立つ」という数字です」と書いていたわけなんですが(途中で休日は300円プラスでいただくようになりました)、これではとても足りなかった。そもそも1500円ってなんなんだっけ? と改めて考えてみると、2016年当時の、「僕が店のほとんどの時間に立っていて、人件費をほとんど掛けていない状態」が基準になっていたようでした。「なっていたようでした」と書くのも大変恥ずかしいんですが、そこからスタッフというものを雇い、次の店を出し、としながらも、ほとんどちゃんと計算し直すことをせずに2026年まで来ていたことがよくよくわかり、びっくりしちゃいました。もっと早くちゃんと考えてほしかった。
で、今回の価格設定でいけるはずとは思っていますが、この設定であっても、必要なお客さん数はけっこうシビアというか、少なくとも今は届いていない数字ですし、そのとおりになったらだいぶ忙しい感じになる、個々のレベルアップとかオペレーションの改善とかもいろいろ必要、という感じで、お店を成立させ存続させるのって本当に大変なんだなあということを、改めて考えつつ、やっていくぞ〜と思っている春でございます。
引き続き、価格に見合う価値を提供というか、「なるほどそういうことか〜!」「これはたしかにそうだ!」と合点の行く、素敵な時間を過ごしていただけるように、いい感じにやっていく所存でございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
フヅクエ 阿久津隆