会話のない読書会 12/10 千葉雅也『デッドライン』

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その本を読むためだけに用意された、贅沢で最高の読書時間——
「会話のない読書会」は、楽しみにしていたその本を、同じくその本を楽しみにしていた人たちだけが寄り集まった空間でただ読む、という読書会です。
この読書会では、参加者同士が車座になって気の利いた気づきを発表し合ったり語り合ったりすることはしません。映画館で映画を観るように、おのおのの席で、黙々と、ただ読む。コーヒーやお酒や食事を楽しみながら、決められた時間のあいだ、ただただ読む。時間になったら帰る。
参加者たちは見知らぬ者同士のまま、「ここにいる全員が今、同じ本を読んでいる」という認識だけが渦を巻く。ただそれだけが、どうしてだか忘れがたい、濃厚かつグルーヴィーな体験に、なれ、という企てです。 (参考:ご参加の方のご感想等
会話のない読書会
日時 12月10日(火) 20:00~22:30
open19:30 / close24:00
場所フヅクエ
読む本 千葉雅也『デッドライン』
(本はご用意ください)
料金 2,000円(税別)
2,000円分の飲み食いをしていただけます。感じとしては「コーヒー2杯とケーキ」とか「ご飯と飲み物とちょっと」とか、そのくらいです。余ったりはみ出たりする分は差額のお支払いで何でもご注文いただけます。(メニューはこんな感じです
定員 10名
予約 こちらからお申し込みください
内容 「読む本」を読みます。
  適宜飲食物をオーダーしつつ、飲み食いしつつ、自分のペースで読みます。
  この日から読み始めるでもいいし、この時間で読み終わるような箇所まで進めて来るでもいいし、再読するでもいいし、好きなように読みます。
  途中で疲れたらしばらく他の本であるとかに退避可。外出しての休憩も可。映画館同様途中で帰るのはできたら我慢。
  22時半で終了のお知らせ。
  閉店時間の24時までは残って読み続けてもいいし、もちろん帰ってもいい、という感じです。
◎作品紹介
もったいない。バカじゃないのか。抱かれればいいのに。いい男に。珊瑚礁のまわりで群れをなす魚のように、導きあう男たちが夜の底をクルーズする——。ゲイであること、思考すること、生きること。修士論文のデッドラインが迫るなか、動物になることと女性になることの線上で悩み、哲学と格闘しつつ日々を送る「僕」。気鋭の哲学者による魂を揺さぶるデビュー小説。 ( →Amazon

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(2020年は毎月10,20,30日に開催する予定です)