1:棚作り
2:見事な自転車固定
3:広げられた物々。右下の瓶は「全然知らなかったんですけど今こういうのがおしゃれなんですか?」っていうところで買ったメイソンジャーで紙ナプキンとカトラリー入れるやつとして使っている。
僕は文章を読む人間で、ビジュアル的なものに対する惹きつけられ力みたいなものが極めて弱く、なんていうんですかね、情報量が多すぎてどこを見たらいいかわからないというか、どれだけ見たら済ましていいのかわからないというか、「写真はわからないんですよね」みたいな、「わかる」ってなんですかっていう話なんだけど、そういう腰が引けた、ずるいともいえるようなことを言ってしまうことがあるのだけど。
という前段はいったいなんなのかというと、11日、蔦屋書店に行ったんですよ。何しに行ったかといえば写真集を買いに行ったんですよ。なんで写真集欲しかったかといえば「見栄え的に、棚に、なんかほら、あった方が、カラフルさが店に加味される感じで、どうなのかな、いいのかなとか思いまして」みたいな、クソみたいな理由なんですよ。それで蔦屋書店行って、2冊、どちらも日本の写真家の写真集で、なんか、これはどちらも「写真ってかっこいいな…!」となったので、ちょっと正当化できるはできるんですけど、一抹というか百は言いすぎかもしれないけど五十くらいの抹の後ろめたさはやっぱりあって。
というわけで蔦屋書店行き、そのあとお花屋さんに行って観葉植物を買い、店に行き、急いで掃除し、写真をやっている友人に来てもらってwebに使う用に店内を撮影してもらった。
12日、ひたすら買い物。厨房機器を買ったテンポスバスターズで調理器具とか、それからハンズ行って、ホームセンターであるところのビバホーム行って、百均行って。
13日。永山と棚作る。
これ、何日か前に両親が店に来たときに、「ここにはなにもないのか?」と言いながらいま三つの低い本棚が置かれているスペースを指した。「ソファ座ったら遮るものなく向こうが椅子っていうのも寂しいなあ」みたいな、そういう指摘をしてきて、それで僕は「たしかにそうかも…」となって、永山に「ここはひとつ棚を作ろうぜよ」つって。
前回のソファの話でも「ソファ残り2つは開店後に揃えればいいや」と思っていたと書いたけれど、だから僕はほんの数日前までは「現状ー(ソファ2つ+本棚3つ)」の状態でスタートしようとしていたということで、今その光景を想像すると「どれだけぽっかり空いているんだ!」という寒々しいものだっただろうなと。忌憚ない意見マジ感謝、っていうところですわ本当に。忌憚ない意見っていうのは、一人でやっていると何かと視野が狭くなりがちで、だからこそ言ってくれる人がいるのは本当にありがたいなと、最近もすごく痛感というか超ありがとうと思うことがあって、ほんと貴重ですよね人生において。
「xxx日目。この期に及ぶ(だけどそろそろ)
火曜で全部おしまいにするべくがんばりますか、というところで月曜だった本日、朝からあれこれの荷物やチャリを友人カーに積んで初台へ。見事なチャリ固定術に感嘆。
友人はリペア職人の本領を発揮する形で細々した傷というか穴というかそういうところを埋めたりしてくれて、僕は何してたっけな、なんかしていた。昼過ぎてから豊洲のスーパービバホームへ。途中で通った皇居のところでは雨たくさん降ってるのに皇居ランしている人たちがいっぱいいた。走らずにつったって「チャレンジすることは素晴らしい」みたいなことが書かれたボードを掲げた女性たちもいた。あれは一体なんだったのか。
初めて行った豊洲のビバホームは感動的な広さで、ビスやL字金物等あれこれを買い、マクドナルドでポテトやコーラやチーズバーガーを買い、食いながら帰る。
すでに夜。明日には終わらせたいねって言っているにも関わらずこの期に及んで棚を作り始めた我々。3つも。いっしょけんめいビス打った。
そのあと塗装フェーズに入って僕は手がすいたので積日の買い物の成果物をひたすら広げ、洗ったり所定の位置に置いたりしていた。
12時過ぎ、やっと店を出てやたら降る雨とやたら吹く風の中を首都高。帰宅。
今は店に息吹的なものを吹き込んでいるところ。あと少しで終わります(いや違う、やっと始まります)
あと少しのはず。そろそろ。いよいよ。
とかね、何ちょっと気取った感じというか予告編みたいな感じになってるんだよっていう。いよいよとか言って店の前に誰もいないのに扉をおもむろに開けて無人の空間に向かってうやうやしくお待たせいたしましたとか言うような笑止な感じがあるしね。とか延々と書き連ねたくなるような感じでさすがに今日は疲れたぜ、明日もがんばろうぜ、ってことですね。」