1:塗装の養生がきれい。養生する作業はきらい。
2:やたら青くなっちゃった柱
3:板金屋さんが届けてくれた椅子
4:荒井さんがカットしたベニヤ乗っけてみた
5:地獄の階段
6:ひっぺがされたそれら
7:調色する永山
25日。借入失敗。夜、両親に「すいません、貸してもらえませんか」つって両親基金からの借入がめでたく決定。10月から返済が始まる。
「xx日目。信用を保証されない男が壁を塗ったら痛い目にあう。
今日も早起きができて塗装の続きをやろうと意気込んで現場に行ったところ信用保証協会の方から電話があり「誠に残念ながら」の連絡を受ける。これにより銀行からの融資の希望がついえたということであり、理由をうかがってみると「総合的な判断により」とのたいへん明快な返答を得る。
そっかそっか、総合的な判断によるんだからしかたがないよね、と納得しながらも、これまで結構煩雑な手続きを繰り返したり何度も役所行ったりろくでもないオフィスに行ってクソみたいな尋問されたり何かと「面倒だなー」とか思っていたものだったし、もちろん否定されたものは僕の存在そのものではないことはわかりつつも、なんか公的な感じのところに「あなたダメー」と言われると結構萎えるもので。
で、しばらく萎えているとなんかプンプンしてきて、公的機関による信用とかそんなものは犬にでも食わせて俺は俺だけの道を俺だけの歩き方で進んでやるぜ、お前らのクソちまい尺度じゃ到底測れないような人生を歩んでやるぜ、歩んでやるんだぜ、みたいなこう、がんばれ俺、負けるなくじけるな、と必死で自身を鼓舞しながら壁塗りました。(一日中ブルーハーブを流していた。ボス、俺、がんばるよ!と思えた)
そういうわけで昨日に引き続き塗ったのだけど、調色を大胆にやり過ぎたためずいぶん青色が出てしまって、「うーん、どうなんだろ」と思いながらも7割くらい塗り終える。
どうだろうなー、まあこんなものかな、と思っていたのだけど、夕方に寄ってくれた友人の忌憚のない意見から、明日全面塗り直し決定。妥協しない俺、かっこいい、すごくかっこいい、だから負けるなくじけるな、きっと大丈夫だから、大丈夫だから、と思いながらハンズ行って塗料を再び購入して帰りましたとさ。忌憚のない意見、というのは本当に助かる。だいぶしんどいあれですけどそれわかった上でちゃんと言ってくれるとか超ありがたいな、と思った次第。
涙の数だけ強くなれるよ、という往年の名歌手マヨ・オカモトの歌が脳内で何度も鳴り響いた、そんなバッドでサッドな一日でしたがグッドニュースもありハイチェアの脚のところが板金屋さんから届けられた。写真はベニヤ置いてみたところ。このままでもいいんじゃないっていうかっこよさでとても満足。
ここにベニヤ、ウレタン2枚、革、で日曜に張り地(椅子を張るところ見たい/やってみたい方、よかったらいらしてくださいな)、背中にも板つけて。完成が楽しみ。」
26日は階段のなんかわけわからないやつを剥がしまくるという一日。
なんか非常に粘着力の強い緑色のガムテープが何重にも何重にも貼られていて、聞くところによると以前入っていた美容室の方が貼ったとか。いろいろと心配になった。で、テープの層、大きな株を引き抜くような、ど、ど、どどど、どっひゃー、みたいな、あの全身運動的な感じで、でもそれもどっひゃーが気持ちよくいけばいいのだけど、全然どっひゃらない箇所もたくさんあって、というかそういう箇所の方が多くて、ど、ど、ど、ど、どどどどどど、どど、ど…みたいな。何言ってるかわかる?俺は全然わかるけど。まあともあれそんな感じで上から下まで、ずっと。やり始めてすぐ、「あ、パンドラの箱開けちゃったな」と思った。結果的には剥がしてキレイになったのでもちろんよかったのだけど(また塗装しないといけない箇所が増えたというのはあったけど)、それにしても凄絶な作業だった。
そのあと永山が来て、壁を改めて調色。なんか濃くなっているところが塗り較べているところで。「俺もう調色ぜんぜんわかんないっすわー永山さんいい色つくってやー」という感じで。作ってもらった。結果ちょっとピンクが入ってるんですよねこの壁。知ってました?今日なんか問いかけ多いな。多いつっても2回だけど。