1:塗られる前の板
2:オイルステインと金麦
3:オイルステイン塗られた板
4:ポスカを振る永山
5:ダメージつけて完成した板
6:リペア職人の道具箱
7:詐術を施されるニトリの鏡
8:詐術を施されたニトリの鏡
日々の記録のようなものが9月16日「照明購入」で途切れている。次に書かれるのは10月4日で、その日はしかも空欄になっている。何やってたんだろう…
Facebookに9月20日に書いたやつがわりとこの時分のムードみたいなものをよく表していて、近づいているようなそうでもないような、そういう日々が過ごされていたわけだった。
「xx日目。エイジング加工というやつを。
ここのところ工事の進捗を更新していなかったんですが、更新に飽きたためではなくてなんとなく目に見える変化というか、更新するに足る変化というか、そういうのがあまりなかったというか、なんかまあなんとなく停滞気味というか、東京信用保証協会に行って詰められてうわーってなったりショップカード作ったり革買ったり革切ったり布買ったりなんか小さいものをアイアン塗装してみたり必要な食器買ったりとか細々としたことはずっとやっていたのだけど明確に気分はだらけていて。
大きな変化がなくなって、あとはあれがこうなってそれがああなったら完成だよね、という段階で、でも細々としたタスクは多分めまいがするくらいにあって、今はなんというか開店というものがすごく近いような、それでいてどこまでも遠いような、そんな感覚で日々を過ごしています。
って、これって、いわゆる産みの苦しみみたいなやつじゃないの!?と思い至ったわけです昨日か今日か。うわーマジかーきたわー産みの苦しみきたわーこれ完成したらほんとに「ほんと、2ヶ月間ほんと、超ありがとうございました、本当に、おかげさまで…」みたいに感動しちゃって一息ついちゃうパターンじゃないですか、わかってたけど、完全にそれじゃないですか、という感じです。
というわけで今日はわりと目に見えることをしたので更新。
厨房の天井の壁(?)というのか、客席から見えるところなんですけど、そこに貼る板の塗装。
ビール飲んで、いろんな色のステインを塗って、ポスカとかスプレーで色を散らして、乾かすあいだに近所のベトナム料理が食べられるカフェというところに行ってフォーを食ったらすごく美味しかったのでまた行こうと思って、乾いたので板をバールとかなんやかんやで傷をつけまくって、そこにまた上からステイン塗って。
それから昨日買ってきた激安の鏡のエイジング加工。白スプレーで一回着色して、その上に茶色を乗っけて、木屑とか入れた茶色も上塗りして、削って、削りすぎて白が出すぎたところにシャバシャバの茶色を乗っけて、という。リペア屋さんの魔術というか詐術というか、立派なもんでした。いい感じの鏡になったのでトイレ入る機会があったら見てみてください。
明日も現場仕事があれこれあるので「あー変化したー」を実感できる気がするのでまあそういうのはいいですよね、って今思っているところ。」
LINEのやり取りとかもあまりなされてなくて、わかったことは16日に照明を買ったこと。17日に武岡さんが照明を設置しに来てくれたこと。18日に新宿のオスモのショールームに行って塗料のサンプルを4種類いただいて、それを試し塗りしてカウンター板の色を見比べたこと。オスモを細かく揃えている店がなかなか見つからず、取り扱い店に電話しまくるもなかなか欲している色を売っている店がないこと。
それから20日に上述のようにリペア職人永山が本領を発揮する感じで板のエイジング加工をして楽しかったこと。
エイジング加工した板は、厨房の外側というか高いところ、見上げたところの羽目板っていうのかな、そこにやつです。あと「激安の鏡」はニトリで買ってきたやつで699円とかだった気がする。洗面所のやつです。