「0717
区役所面談。創業計画書の再作成。
0718
いくつか試作。ガパオ、トマトソース、コカその他
0719
いくらか伝票入力や書類の整理
0720
cafe shozo。改めていい店だと感じる。
0721
益子にて。器見て家具見てそのあとミクマリのカレー食す。
0722
物件の契約。その後にTOTOのショールーム行ってトイレ物色。」
だそうです。
詳説すると、17日は区役所の面談と創業計画書の再作成をおこなって、18日はいくつかの料理の試作をおこなったとのことです。20日と21日は両親と田舎の栃木に帰って、それでまたショーゾー行ったり益子に行ったりしたそうです。栃木はいろいろあって何かといいところですね。
LINEを見ているとこの時分からハイチェアをどうするかっていうやりとりをしていて、20日にも「俺こんなのがいいです」みたいな写真を送っている。脚はアイアンで座面は革で、それだったらいくらくらいの範囲でできて、既成品の革を張り替えてリメイクとかだとどうで、革はメーターいくらで、ウレタンの厚みがどうこう、とか。
それからこのころはハイチェアに肘置きがある方がいいんじゃないか、みたいな話があって、でもそうするとお子様用の椅子みたいな感じだよねみたいな、かっこよい肘置きありハイチェアって存在しうるのかなみたいな、そんなことも話していた。永山と荒井さんの先輩に椅子張り職人がいるのでいろいろ聞いてみる、とか。
で、22日、契約。我らが二名ビルの3階に大家さんであるところの二名商事の事務所があり、そこに入り、社長さんと初めましての挨拶をしたのち判子を押したりする。やたら暑い日かつ遅れたか何かして焦ったか何かして、あそうだ、何か印刷しておかないといけないものがあって焦ったんだ、それで汗だくかつちょっと遅刻で事務所にお邪魔した記憶がある。
不動産屋さんとお会いするのは多分これが最後で、たいへんお世話になった。
契約後、新宿のサザンテラスのところのビルの高い階にTOTOのショールームがあるためそこに寄る。
最初は自分一人で見ていたのだけど、いくつも並ぶ便器を見比べててもさっぱりわからんわ、と思ったため何かに記入して案内を希望したところしばらく待ったのち案内係の方がやってきて案内してくださる。
これがまあ面白いんですわ。
「最近のトイレは本当にすごい!水を電気分解して殺菌するだと!便座の横からあったかい空気出してトイレ全体をあたためるだと!人が入ってきたことを感知すると6秒で便座をあたためるだと!などあれこれに感嘆しつつ、ほとんどどれでもいいなーとも。」
という興奮を隠さないLINEを送っているところからも、ショールームがいかに楽しかったかがうかがえる。案内の方が性能の説明の中で便器の内側を指でなぞって「ここがフラットで溝がないから清潔を保ちやすいんです」みたいなことを教えてくれたりするのだけど、キレイなものとは言え便器の内側を指でなぞるという行為を目の前で見るのはなんというか、そわそわする気分になるものだった。よい経験。
ショールームの売価だとどれも高いぞという感じだったのだけど、荒井さんの会社を通して購入するとだいぶいい掛け率で買えるとのことで、結果的に上から2番目くらいのわりといいやつを買った気がする。
トイレはキレイじゃないとねというか、いろいろ精査したんですけどそれが一番よかった。部屋あたためる機能とかそこらへんのやつはなくてよくて、でも開閉が自動とか勝手に流れてくれるとかだといろいろに手を触れなくていいよねということでそれはあるやつにして、とかそういう感じだった。
帰り、電車で分厚いトイレのカタログを開いて熱心に読んでいたら笑いがこみあげてきた。