6月24日。「店内レイアウトを考えまくる」
考えまくるというか楽しみまくりながら描いたのが上の画像のやつなんですけど、3枚あったので、ちょっとそれはおかしいだろっていう縦長の画像になっちゃったんですけど、どの画像も欠かせないぞと思ったのでつなげました。
そのとき描いたやつと現状を見比べてみると、考えていたままのところ、そうでないところの違いがいろいろとあってなんだか面白い。最初の考えといちばん変わっているのは本棚関係で、ソファのあいだの壁のところに低めの本棚二つとか、今チャリ置いているところに背の高い本棚とか。それから空間のまんなかの、今は背の低い本棚が3つポンポンと置かれているところは、ここどうするかね、持て余すね、なんか平置きするような台とかどうかね、みたいな感じだったとか。
しかし総じて見るとけっこうわりと最初のイメージ通りになっていて、なんというか「へ〜」と思う。ところでこれ大々的に書いちゃってるけど厨房まわりとか客席まわりの場合の「まわり」って「回り」で合ってるのかな。みずまわりが水回りだからいいのかな。なんだか自信ない。
「永山から連絡。anguloに施工管理をお願いするという流れ。いよいよ、なのか、という高揚と緊張。」
アングロについてはまた後日書くけれど、お、もう決めたのね、というのが大変なんというかあれですね、香ばしいというか。勢いでやってんなーというか。先日町について学んだとか書いたわけですけどそれなんも活かしてないというか活かす時間ゼロだったじゃないですかというか。それから「いよいよ、なのか、という」の余分な、二つの、読点。ここらへんも「高揚と緊張」がもたらす、ものなの、だろうか。
翌日も「内装案の作成」とのこと。
26日。「祐天寺で内見後、不動産屋さんと今後の流れ話す。申込みの流れ」
いちおう祐天寺でよさそうな広さと家賃の物件があったから見たのだけど、よくなかった。なんか鏡張りになってた。蒸し暑かった。そもそももう気持ちは初台。
この時分、もう初台で決定だろと思いつつ、会った友人であるとかメールであるとかで「初台ってどう思う?」みたいなことを聞いて回っていた。「これっしょ」と思うとよほどのことがない限りはもうそっちに進む以外の選択肢を考えられなくなるタイプの人間で、どうせ否定的な意見があっても耳に入らないのだから質問が間違っている。「初台の物件にしようと思っているんだけど、「お、初台、いいんじゃない?」って背中押してもらってもいい?いま背中見せるからさ、軽くでいいからさ」が正しい問いだろう。
そういうわけで祐天寺のドトールで申し込みの段取りをうかがう。同年代くらいに思える不動産屋さんはかつてイルカの調教だったかなんだったか、水族館で仕事をされていたという。シャチでしたけど調教的にはマリオン・コティヤールが出ている『君と歩く世界』がすごいよかったですよ、おすすめですよ、と言った。
そのあと「うつわや謙心やshizenに行き器を書い、新大久保からテンポスに行って調理機器の相場を調べる」
どうしたら「かい」で「買い」より「書い」が先に出るんだろうという誤変換なわけだけど今変換しようとしたら「描い」「書い」以下「回」等の漢字一文字やひらがなカタカナ、果てはギリシャ文字の「χ」であるとか貝の絵文字とかのあとにやっと「買い」で、なんとも言えぬ気持ちになる。しかしこれは全部歩いたのだろうか。だとしたらものすごい歩いているな。いや、千駄ヶ谷から新大久保までは電車を使ったんだ、それは覚えているけれど、祐天寺から青山そして千駄ヶ谷ってルート検索したら10kmほどあったけれど、でも電車乗った記憶はない。歩いたのか。
「テンポス」はテンポスバスターズという飲食店用のあれやこれやが売っているやたらに大きな店で、この日はガスレンジや冷蔵庫やシンク等の厨房機器の値段等をチェックした。
「夜、内装案の送付」
永山に送り、永山からまだ見ぬ施工管理の方へ。すげーがんばったぜみたいな感じで自信満々で送ったので「おー超わかりやすいじゃん」みたいなリアクションを無意識で期待していたのだろう、「手描きw」だったか「わかりにくいw」だったかわりと軽く扱われて「あ…」となった記憶がある。