学習 > コーヒー > カツアイ種

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そんなわけで無事学習が続いたのだけど、まずはなんとなくカルモ・デ・ミナスの地理を確認。
カルモ・デ・ミナスがあるのはミナスジェライス州。リオ・デ・ジャネイロがブラジルの南東、大西洋に思い切り面したところにあって、そのすぐ北西といったところ。リオ・デ・ジャネイロからカルモ・デ・ミナスまでは約300km、車で4時間とグーグルマップは言う。ミナスジェライスを挟むと首都のブラジリアがある模様。
ということで地理がわかったのでカツアイその他、そういった品種は一体なんなのか、というところ。
「コーヒーノキ属には4亜属66種[2]が含まれ、10種ほどの栽培種はEucoffea亜属24種の一部となっている。亜属はさらに5つの節に分けられている。」
僕この時点でけっこうお手上げになっちゃうタイプで、何かの回路が欠損しているのか、単純に忍耐みたいなものがないのか、僕は上の説明に関してはまったく理解ができない。
自分にいろいろ強いると続かなくなるので気にしないことにする。
要はコーヒーノキには色々あって、ぐらいでいいやと。
大きな括りとしてはアラビカ種(エチオピア原産)、ロブスタ種(コンゴ原産)、リベリカ種(西アフリカ原産)の三つで、アラビカ種がいいやつで、それが世界のシェアの70%を占めていて(いいやつがマジョリティっていうのもありがたみはないけど素敵な話ですね)、アラビカ種の中にも在来種・移入種、変異種・改良種、色素変異種というのがあって。品種の数は200以上にわたるらしい。
在来種は在来なので元あったエチオピアとイエメンのやつで、モカがそれに該当するということなのかな。
で、それを各地に移してっていうところでティピカやスマトラ、ブルーマウンテンやコナといった聞き覚えのあるやつが移入種。
持ってきたら突然変異しちゃったよ、というところでブルボン。
ここからがハプスブルク家の家系図みたいになるというか、ただ複雑だなあということを言いたいだけなんだけど。
ブルボンが変異してカトゥーラ。
ブルボンとティピカが交配してムンドノーボ。
上の二つを交配させたのがカツアイ、ということらしい。
別に複雑でもなかったか。
で、最後に色素変異種というのが、通常種の果実は赤いところ、黄色の果実を実らせるやつで、イエローが頭に (あるいはアマレロがお尻に)ついたらそれとのこと。イエローブルボンとかイエローカツアイとかそういう感じか。
で、問題のカツアイはどんなものか。「矮性(樹高が低い)で病虫害に強く、高収量。味はブルボンに似る。ブラジルの主力品種の一つ」
ではブルボンの味は。「品質は良好で、甘味や濃厚なコクと丸みが特長」ざっくり。
逆に品種だけで「この品種は〜で〜で〜で〜」みたいにすごい細かく描写できたり明確に優劣がついたりするのかな。ゲイシャははっきりそれとわかる、みたいなのを読んだ記憶があるけれど、どうなんだろうか。
それにしてもウィキペディア読むだけでずいぶん勉強になった気がしました。