本の読める店

今日の一冊

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柴崎友香『千の扉』(中央公論新社)

2017年10月18日
昨日は結局ぼくはつまり歯医者、本屋、アップルストア、スパイス屋、フヅクエでiPadいじり、カフェでイラレ、酒飲んで寝る、ということで過ごしたらしかった。休日。何かもう少し他にあるのではないか、と思うが仕方がなかった。
昨夜のカフェで好きな曲が流れていてなんだっけとシャザムに聴取させたところFleetwood Macの「Albatross」だった、好きだった、それを朝聞いていた、なにで知った曲だったか、映画、映画、ファスビンダーのSFのやつだったろうか、長いやつ。映画を本当に見なくなった。そうすると映画の情報がまったく入ってこなくなった。つまりそう、動くな、死ね。

やることもなく昼から『千の扉』を読んでいる。時間が溶けていく感じが心地いい。現在と、戸山ハイツの住人のというか戸山ハイツのというかそのあたりの全体のというか、過去というかが描かれるわけだけど、現在と過去が交互に配置されるわけではないから、一行空きで場面が変わったとき、それが過去のことなのか、現在のことなのか、とっさにはわからないその宙ぶらりんにされる感覚がとてもいい。読み終えた。蘇って、混ざり合っていた。

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