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Entry 0810

武田百合子『富士日記(上)』(中央公論新社)

2017年8月10日

八王子の並木道で乗用車が人二人をはねた直後に通りかかり、気分重くなる。
七時半、無事赤坂に着く。主人、長椅子に寝ころび「皆でうなぎを食べよう」という。うな丼をとる。風呂をわかして、主人の頭を洗う。体も洗ってくれという。風呂から出ると、拭いてくれという。また、階下にきて長椅子にねころぶ。何となく、いつまでも私に話しかける。
東京の水道が、ひねれば出るのが不思議だ。 武田百合子『富士日記(上)』(中央公論新社)p.274

寝る前に『富士日記』。『オープン・シティ』の日と『富士日記』の日があり、どういう気分なのだろうか。あまり酒も飲まずに寝床に入ったがすんなりと寝入った。 あっというまに一日が終わったような感じがあった。なんとなく忙しいような感じはあったがとてもバタバタする感じではなかったが本を読むでもなく、いつのまにか過ぎていったようだった。夜から雨が降り出して、ざあざあ降っていたのでじっとしていた。

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