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今日の一冊

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宇田智子『市場のことば、本の声』(晶文社)

2018年7月3日
素麺があるから食べていったら、と言われたのでいただき、いろいろな薬味が出てきた、それで食べた、おいしかった、なすの漬物も途中で出てきた、おいしかった、と思っていたら居間にみな集まり、コーヒーゼリーにアイスクリームを乗っけて食べる、ということをみながやり始めた、僕も食べた、食べ、それからまたおばあちゃんの部屋に行き、しばらくそこで過ごし、帰ることにした。会えてよかったと思った。母は残り、泊っていくということだった。
いったん実家に戻り、少しゆっくりしていた、部屋には、連載をしている『GINZA』や先日受けたインタビューが載っている『CAFERES』が、机の上やソファの上に置かれており、微笑ましかった、エアコンを掛けていない部屋は暑かった、静かで暑かった、夏休みのような静けさと暑さだった。麦茶を飲んだ。父に駅まで送ってもらった、その途中で、帰り道の高校生が二人歩いていて、一人の首がまったくないように見えた、首がない以外はまったく普通の様子、というふうな姿勢に見えて、ぎょっとして追い抜きざまに見るとすごい首の曲げ方でスマホを見ているようだった、父も同じことを思ったらしくて、びっくりしたなあ、と言った。
電車に乗って帰った、帰りも文字起こしをしていた、今度の電車は上野行きで、宇都宮乗り換えをせずに赤羽まで一気に行く、というのでよいものだった、文字起こしをしばらく続けているとパソコンの電池がなくなるところになり、やめた。ちょうどいいやめさせられ方だった。キリはなかった。
それで宇田智子『市場のことば、本の声』を開いていくつか読んで、それからとても久しぶりに武田百合子の『犬が星見た ロシア旅行』を開いた。

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