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今日の一冊

Entry 0514

アンディ・ウィアー『アルテミス(下)』(小野田和子訳、早川書房)

2018年5月14日
久しぶりに好きなだけ眠るということをおこなったところ起きたのは12時過ぎだった。もう少し眠ってもよかったが起きたので起きた。コーヒーを淹れて『アルテミス』を読んでいった。Amazonで買うときに星が目に入り、3.5というところで、これは高くない数字だった、熱狂は呼んでいない、ということだろう、というような評価だった、それが、読む姿勢になにか影響を与えているのか、ところどころで引っかかるような感じがあった、『火星の人』は、わからないながらも「きっとそうなのだろう」という強い実感というか、強いリアリティというか、強い納得を与えられながら読んでいた、隙みたいなものがないような、綿密に完璧に組み立てられた世界のなかにいる感じがあった、今のこの暮らしの先にあの世界がある、という地続き感があった、そしてそれは猛烈に面白かった、熱狂的に面白がりながら読んだ、『アルテミス』ではその納得感みたいなものが幾分弱い気分があった。作者にとって自明すぎることなのかもしれないが僕には「そうなるの?」というところを、ケアしてもらえないような、置いていかれるような感じがところこどこで起きた。起きながらも、面白い面白いと読んでいる。
上巻があっという間に終わり、下巻に入った、うどんを食った、また読んだ、読んで、寝間着のまま、ソファで読んで、夕方になると眠くなり昼寝をした、2時間以上寝ていた、暗くなってやっと起きて、やっと着替えて、店に行って資源ゴミを出し、月曜を休むとこうなる、と思って、暗い店で少しの間たたずみ、店を出た、渋谷の丸善ジュンク堂に行って、うろうろした。

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