「会話のない読書会」は「同じ本を同じ場所で同じ時間を共有して見知らぬ人たちと一緒に読む」、という読書会です。
読んだあとに参加者同士で話し合ったりもせず、ただ黙々と、好き好きに飲み食いしながら本を読む、ただそれだけが、なんだかすごい濃厚かつグルーヴィーな体験に、なれ、みたいな企てです。
「読もうと思っていたところで」「これを機に読んでみようかな」「全然知らないけど試しに」等々、いろいろなスタンスの方が参加してくださったら楽しいな、と思っています。
(参考:開催後記:参加の方のご感想等)
会話のない読書会
日時 |
8月21日(火) 20:00~22:30
open19:30 / close24:00 |
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場所 | フヅクエ |
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読む本 |
柴崎友香『公園へ行かないか? 火曜日に 』 (本はご用意ください)
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料金 |
1,500円
「2ドリンク」or「1ドリンク+つまみ/ケーキ」。 (+300円/500円で「1ドリンク+軽食/食事」に変更可。当日のお申し出で大丈夫です。)
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定員 |
10名 |
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予約 |
メール 、あるいはTwitterのメッセージから |
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内容
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「読む本」を読みます。
適宜飲食物をオーダーしつつ、飲み食いしつつ、自分のペースで読みます。
この日から読み始めるでもいいし、この時間で読み終わるような箇所まで進めて来るでもいいし、再読するでもいいし、好きなように読みます。
途中で疲れたらしばらく他の本であるとかに退避可。外出しての休憩も可。映画館同様途中で帰るのはできるだけ我慢。
22時半で終了のお知らせ。
閉店時間までは残って読み続けてもいいし人と話してもいいしもちろん帰ってもいい、という感じです。
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今回の会話のない読書会は、僕にとって数少ない「新しいの出たら絶対読む!」な日本の作家である柴崎友香の新作連作小説集『公園へ行かないか? 火曜日に』を読みます。読むのがたいへん楽しみでして、下の作品紹介は新潮社の作品ページから取ってきたものなんですけれど、なにも知りたくないタイプなので、読んでしまわないように、コピペの際、目の焦点をずらして、見ないようにがんばった、無事うまくいった、そのため僕は下記のことについては何も知らないままです、文字が途切れたりしているかもしれないがそれもわからない、というそんな感じの楽しみさで、とっても楽しみです。
ぜひぜひご参加ください。
◎作品紹介
アメリカにいるから、考えること。そこにいないから、考えられること。
2016年11月8日、わたしはアメリカで歴史的瞬間に居合わせた、はずだった――。世界各国から作家や詩人たちが集まる、アイオワ大学のインターナショナル・ライティング・プログラムに参加した著者が、英語で議論をし、街を歩き、大統領選挙を経験した3ヶ月。現地での様々な体験から感じたことを描く11の連作小説集。