会話のない読書会 保坂和志『地鳴き、小鳥みたいな』

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(受付終了しました。キャンセルが出た場合はその旨更新します)
「会話のない読書会」は「同じ本を同じ場所で同じ時間を共有して見知らぬ人たちと一緒に読む」、という読書会です。
読んだあとに参加者同士で話し合ったりもせず、ただ黙々と、好き好きに飲み食いしながら本を読む、ただそれだけが、なんだかすごい濃厚かつグルーヴィーな体験に、なれ、みたいな企てです。
(参考:第1回の開催後記

【開催概要】 日時:11月1日(火) 20:00〜22:30(open19:30/close24:00) 場所:フヅクエ 読む本:保坂和志『地鳴き、小鳥みたいな』 料金:1,500円(「2ドリンク」or「1ドリンク+つまみ/ケーキ」。+300円/500円で「1ドリンク+軽食/食事」に当日変更可)
ご予約:メールFacebookTwitterのメッセージから
定員:9名
※発売から間もない開催ということもあり、こちらで本を用意することも可能です。ご希望の方はご予約の際にお申し付けください。(仕入れの下限の数の関係もあり、「当日から読み始められたらいいな」という方はこちらで用意させていただけるとありがたいです)

「会話のない読書会」第2回は、長年「もうほんと大好き&激リスペクト」というか、もっとも好きな小説家であるところの保坂和志の新作短編集を読むことにしました。
音楽が鳴っている時間のなかでだけそうあるように、映画が流れている時間のなかでだけそうあるように、小説もそれを読んでいる時間のなかでだけ存在する、みたいなことを保坂和志はずっと書いてきて、その小説も「いやほんとそうだよなあこの読んでる時間最高最高」というものばかりなわけなんですけど、それをただ読むだけの読書会という一回かぎりの場で読むというのは、またとないライブな読書の体験になるのではないか、と期待していますし、きっとそうなります。
所収の「キース・リチャーズはすごい」が発表されたときにTwitter等でチラチラ見かけて、「これまでの作品の中でもっとも音楽が鳴り響いている」みたいな感想をちらっと見たのですが、激しくグルーヴィーらしい小説を激しくグルーヴィーな環境で超読みたいぞ、というところです。
ご参加をお待ちしています。