本の読める店

唐突に読書会を開催したくなった

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今日曇天、昼間、定食屋でちゃーちゃー働いている途中にふいに「あれ?読書会やってみたいみたいな気が今なんか浮かんだけど何これ?」と思った。どういう順番でそう思ったのかまったく覚えていない。

先月、週末の昼間の時間の貸し切りというのを除くと初めて、店でイベントというものがあって、それは僕も原稿を寄せさせていただいたリトルプレス『トラベシア』の刊行記念としてのトーク&映画上映のイベントで。
だいぶ前にも書いているのだけど、僕はイベントというのはあまりやる気がなくて、それもフヅクエはあくまでもフヅクエとして享受されたい、イベント打って暇な日を埋めるみたいなことはそれを裏切ることになる気がする、ウェディングで貸し切りとかしまくっている店とかカフェなのか二次会会場なのかわからないとかいつも思っていて、それの轍は踏みたくない、だから貸し切りとかやるにしても店が休みの日にやるか、営業時間外にやるかのどっちかでしょ、あるいは俺発案で超やりたいものだったらいつだって可、という考えだったのだけど、だから『トラベシア』のイベントもフヅクエが休みの日にあてて、「でも俺むしろいつも以上に労働してる感w」とか思いながら「というかいつもの平日よりよっぽど利益上がって激ウマw」とか思いながらイベント会場の人としてちゃーちゃー働いたわけだった。

そしてそれがですね、意想外に楽しかったんですよね。「あ、イベントって楽しい」みたいな。もっと言うよ。もっと言えばさ、主催の方々と席やプロジェクターのセッティングとか「じゃあこうしましょうこれはお願いしたいんですけどいいですか」とか、ささやかな共同作業が僕はすごい楽しかったんです。どれだけ人と仕事をすることに飢えていたんだろうと笑っちゃいたくなるような、あるいは泣きたくなっちゃうようなささやかさなのだけど、たまには人とこうやって何か一緒の目的をもって動くのって、なんだか、よくて、涙が出そうな、言い過ぎだけど、的な、喜びが私に、降った。
あと単純にイベントが楽しかった。寄り集まった人々が映画見て、そのあとなんか歓談してる姿とか、フヅクエ的には非常に新鮮な光景なので非常にそれがよかった。僕はやっぱりそういう場でつかの間な感じで人と話すのが苦手だなとかは思ったけど、でも楽しかった。

という前段があるんですけど、で、読書会。思いついた構想を以下書きます。
僕は読書会というものには参加したことがなくて、参加しないだろうなーと思っていて、それはなんでかというと「自分なんかたいそうな意見とか感想とか発見とか、知らないけど、ないから、そんなの人前で話すとか苦痛でしかない」みたいなのがあるためで。聞くだけで済むなら行ってみたいかも。まあ読書会のこと知らないで言っているので、「そんな圧力はないよ」みたいな話もあるかもしれないからあれですが。
なので、そういうわけでフヅクエでやる読書会は例えば20時開始で22時半までとかで、「はいスタート!」つって同じ本をその場で読みます、その場で初めて読むでもいいし、途中まで読んでいて続きを読むでもいいし、再読でもいいし、とりあえずその本を読む、読みます、なんか食ったり飲んだりしながら読みます、22時半で終わったらあとは残って誰かと話してもいいし帰ってもいいし、という感じで。

以上構想終わりなんですけど、「え?それって同じ本を読むってだけで普段のフヅクエと大して変わらない何物かでは??」という向きもあろうけど、同じ本を同じ場所で同じ時間を共有して読む、っていうところが、なんかわりと面白そうでない?体験として。「あーあの本、フヅクエでなんか知らん人たちと一緒にというか同じ場で読んだなー」みたいな変な記憶が残る。というところ。コリーディング。コリーディングw なんか楽しそうだなー。やろうかなー。来月あたりやろうかなー。

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