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世論とフヅクエ

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雨で絶望的に暇であろうことは予測できていたことなのでまるで絶望はしないので、では何をしようかなというところで、ボット生成サービスというやつを使って過去の記事を定期的かつランダムにツイートするべく、そのボットのやつに一行一行タイトルやURLを貼って登録するみたいな作業をおこなっていた。
先日本田哲也の『新版 戦略PR』を読んで、「そうさなあ、PR活動をおこなっていかないとなあ」という気になったかららしかった。(というか単純に昔の記事が埋もれていくだけなのがもったいないよなという気が前々からあり)

先週くらいにPRの仕事とかをしているらしい友だちと話したときに「この本面白かったですよ」と薦めてもらったので読んだのだけど、面白くて、きっと大変基本的なことなんだろうけれども、商品とかサービスとかを直接的にアピールしていく前段階的なあれで、それらをアッピールしていく際に利するようなカジュアル世論=空気をつくっていきましょう、という話らしかった。
なんかあれこれの媒体やあれこれを使って、「どうやらピロリ菌があれらしいのでLG21があれなんだそうだ」と気づかせるとか、なんかそういうあれこれということがあれされていた。伝わった?

そういうあれでいくと、フヅクエはなんでしょうねと考えたときに、なんでしょうかね?あれですかね?誰か教えてくださいという感じではいるけれども、「会話をし過ぎると脳とかの大事な細胞的なものが破壊されて早々と認知症になる確率が55%も上がる」という研究結果がどこそこ研究所のドクターだれそれから発表されました。
ドクターは続けた。「絶え間ないコミュニケーションの緊張にさらされることで現代人の脳とかの大事な細胞的なものは脅威にされされます。一刻も早く会話がおこなわれない場所に退避することが人類にとって必要です」

マスコミはこの発表をこぞって報道。一面には「過度の会話は危険!?認知症の新原因解明」「コミュニケーション偏重に警鐘。認知症罹患率確実に上昇」
で、人々が、「やべーな話しすぎやべーわ完全にやべー」という意識を持つようになり、そうしていたら今度は社会面とかで「会話禁止が新トレンド?

なんか面倒くさくなってきた。まあたいへんよろこばしいことですね。

だから、だからというか、冒頭で書いたbotに過去記事つぶやかせますっていうのはまったく戦略PRとは関係しない話で。
ここ二日くらいやっているエゴサーチ&リツイート(E&R)の方がまだ空気作り的な感じに近いのかもしれない。「どうやらいいらしいね、フヅクエっていう場所が」っていうあれをじわじわと的な。知らないけど。

今度は「お酒を飲みながら本を読める、都内のブックバー的あるいはブックカフェバー的な店5選」というNAVERまとめのあれでも作ろうかな。 一番上だと見え見えになっちゃうので、4番目くらいにするっと入れるみたいな。でも変更できないユーザー名を「fuzkue」で作っちゃって「あれ、これ自作自演じゃね?」と気づかれちゃうという展開。(実際のところはネイバーのアカウントは持ってすらいないんですが)

あとはあれかな、せっかくエゴサーチ&リツイート(E&R)してあれなので、togetterでまとめていくとか。そうするときっと力強いだろうからGoogleでの「fuzkue」での検索結果としてわりと上位に入ってきて目につくので見てみると、「ほお、ここに行った人たちはそういう感想なんですね、よさそうですね、それではぜひ行ってみよう!」みたいな。

まあなんでもいいというかそんなことはしないのだろうけれども。(でもtogetterはなんかいいような気もしてきたな。「声」を採取して集積させていくのってなんか楽しそう)

そういうわけで雨が降っています、という話でした。

photo by 東間 嶺

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