会話のない読書会(祭り囃子が聞こえる編) 9/22,23 阿久津隆『読書の日記』シリーズ@フヅクエ初台

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その本を読むためだけに用意された、贅沢で最高の読書時間——
「会話のない読書会」は、楽しみにしていたその本を、同じくその本を楽しみにしていた人たちだけが寄り集まった空間でただただ読む、という読書会です。
この読書会では、参加者同士が本について語り合ったりすることはしません。映画館で映画を観るように、おのおのの席で、黙々と、ただ読む。コーヒーやお酒や食事を楽しみながら、決められた時間のあいだ、ただただ読む。時間になったら帰る。
参加者たちは見知らぬ者同士のまま、「ここにいる全員が今、同じ本を読んでいる」という認識だけが渦を巻く。ただそれだけが、どうしてだか忘れがたい、濃厚かつグルーヴィーな体験に、なれ、という企てです。
今回は、とても今さらですが、5月に『読書の日記 本を出す 指を切る お葬式』『読書の日記 InDesign 入籍 山口くん』が発売されたフヅクエ店主阿久津の著書『読書の日記』シリーズで開催します。5月発売の2冊でもよし、その前のやつでもよし、フヅクエの人が書いたフヅクエの日々の日記をフヅクエでみんなで読みましょう。
会話のない読書会は2020年までは定期的にやっていたのですが、感染症の時代になって時間短縮営業とかいろいろイレギュラーになって止まって、いつ復活しようかな〜とうかうかしているうちに最後の開催から3年近くが経ってしまいました。多くの方からまたやってほしいという声をいただいていたこともありますし、僕自身また再開したいとずうっと思っていたこともあり、再開です。
今回なぜ再開に踏み切れたのか。それは、この2夜が初台の阿波踊りの日で、笑っちゃうようなにぎやかさで「通常営業しづらいな〜」という環境のためです。かつてはこの日に「会話のない読書会(爆音編)」と称し、祭り囃子に負けない音量のノイズミュージックを流しながら『三体』を読むということもやったのですが、今回はノイズはやめ、祭り囃子を浴びながら『読書の日記』を読もうじゃないかというところです。
なお、2日とも、通常営業は静かな18時までとさせていただきます。

開催概要

日時
①9月22日(金) 予約ページはこちら
②9月23日(土) 予約ページはこちら
19:30~22:00(19:00開場)
場所
フヅクエ初台 渋谷区初台1-38-10 二名ビル2F
読む本
『読書の日記』シリーズ
※ 店頭でご購入希望の方は予約ページメモ欄でお教えください(サブタイトルまでご記入お願いします)
料金
1760円(税込み)
※ 2ドリンク付き
定員
各回11名
内容
「読む本」を読みます。
飲み食いしつつ、ただただ読みます。
途中で疲れたらしばらく他の本に退避したり、外出しての休憩も。
22時で終了のお知らせをしますが、23時までは開けていますので、そのまま読書を続けていただいてもいいですし、この日は22時以降はおしゃべりとかもOKです。よかったら本にサインとかもさせてください。
という感じで、他では味わうことのない読書体験になるのではないかと思いますので、ぜひいらしてください〜!