本の読める店

武田百合子『武田百合子対談集』(中央公論新社)

Entry apc 0298

最近読んでた本・買った本

武田百合子『武田百合子対談集』(中央公論新社)

1月14日(火) 

意を決して外に出て、税務署、なんかの税金を払って、それから書類を提出した、そのまま丸善ジュンク堂に行った、今年初めて。入る前から、なにか落ち着く場所に入るような、安らいだ気持ちがあった、ただ、自分の本を買うつもりはなくて福利厚生本とメモパッドとかのつもりで、だからガキの使いみたいなものだが、それでも本の森みたいな場所に入ると思うだけでマイナスイオンだった。
7階に上がるとすぐにカゴを取って、忘れる前に、と思ってメモパッドとマスキングテープをカゴにほいほいと入れた、それからみんなの福利厚生本を探していった、『狂喜の読み屋』、『白鯨(中)』、『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』だった、それから次の告知の回の読書会の本を考えようと、いろいろ見ていた、今度は日本のやつがいいなと思って、であるならば1月発売の長編小説みたいなそういうもの、と思って見ていたが、どれがそうなのか、いまいちわからなかった、1月も今は14日だが、年末年始というものもある、だから1月発売というのは7日くらいからなのかもしれない、だとしたらそれから7日のあいだに発売されたものしかない、ということで、それはタイトだな、と思ったし実際、どれがいいのかわからなかった、「このミス」の1位作品とかもいいかもしれない、「このミス」の発売日を見たら12月25日だったから、だからその1位作品とかは、わりとこれから読まれるだろう、だから2月10日というのは悪くない時期かもしれない、と思ったり、西野くんが挙げてくれた『俺の歯の話』でもやっぱりいいかもしれない、と思ったり、それから年末に重刷の掛かった川上未映子の『夏物語』も、発売は7月だけど、年末くらいに何かが盛り上がっていた気もするし、今、これから読みたい、という人はけっこういるかもしれない、俺も読みたいと何度か思った、そういうことをうだうだ考えながら、このうだうだを共有しておこう、とSlackの会話のない読書会チャンネルにそういうことを投稿したりして、見ていたら新聞で紹介された本コーナーのところで『武田百合子対談集』と目が合い、「百合子さんの声が聞きたい」みたいな気持ちになって、カゴに入れた。昨日内沼さんとのやり取りのなかで『読書の日記』のその2の終わりが「武田百合子。」であることがわかって、それはいい終わり方だな、と思っていた、それも大いに影響しているのだろう、百合子さん、という気持ちだった、聞きたかった。
それから先日ツイッターで見かけて、チームになったし、チームの本なのかわからないけれど、読みたいな、と思っていた『一兆ドルコーチ』がやたらたくさん売られていて、それでそれもカゴに入れた。次の本を買うのは書評仕事が済んでからだろうな、と今日の途中まで思っていたのにこうだ。本屋に入ったらこうなる。それからトイレの本、と思って、先月末に買った『ブルータス』は、僕はそれは『ポパイ』とかの専売特許かと思っていたが今回の『ブルータス』はやたらあっけなく表紙がペロンとなってしまって、もはや邪魔なレベルにペロンとなっているから、次のものを買うべきだった、それで『Number』を見たりしたがラグビーも駅伝も、僕が開くことがなさそうな気がして、やめて、雑誌コーナーを見ていたら『RiCE』のコーヒー特集があって、コーヒー、と思ってそれにした。表紙がイラストから写真に変わって、それはこの前の号からのようで、こういうリニュアールとかってめちゃくちゃ勇気が必要そう、かっこいい、と思った。

・・・

日記のフルバージョンはメールマガジンで配信しています。
店主阿久津隆著『読書の日記』(NUMABOOKS)も発売中です。
下北沢店をつくりますのお知らせ

メールマガジン「読書日記/フヅクエラジオ」のご案内

「最近買った本・読んでた本」の他の記事