会話のない読書会(爆音編) 劉慈欣『三体』

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定員に達しました!
「会話のない読書会」は「同じ本を同じ場所で同じ時間を共有して見知らぬ人たちと一緒に読む」、という読書会です。
読んだあとに参加者同士で話し合ったりもせず、ただ黙々と、好き好きに飲み食いしながら本を読む、ただそれだけが、なんだかすごい濃厚かつグルーヴィーな体験に、なれ、みたいな企てです。
「読もうと思っていたところで」「これを機に読んでみようかな」「全然知らないけど試しに」等々、いろいろなスタンスの方が参加してくださったら楽しいな、と思っています。
今回は「爆音編」と称し、大きな音でノイズミュージックであるとかを流しつつ、またお好みに応じてご参加の方々もお手持ちのスマートフォン等電子機器から自由に音楽等を流していただきつつ、わけのわからない騒々しい音の中でおこなう「会話のない読書会」となります。騒々しさも度を越せば静寂とたいして変わらないのではないか、というような、そういった試みです。
なお、雨天等により阿波踊りが中止になった場合も、できる限りの音量で開催したいと思っておりますが、もしかしたらいくらか控えめな音量とせざるを得ないかもしれません。あらかじめご了承ください。
会話のない読書会(爆音編)
日時 9月22日(日) 18:45~21:15
open18:15 / close22:30
場所フヅクエ
読む本 劉慈欣『三体
(本はご用意ください)
料金 2,000円(税別)
2,000円分の飲み食いをしていただけます。感じとしては「コーヒー2杯とケーキ」とか「ご飯と飲み物」とか、そのくらいです。はみ出た分は差額のお支払いで何でもご注文いただけます。
定員 10名
予約 メール あるいはTwitterのDMにてご予約の旨お申し出ください
内容 「読む本」を読みます。
適宜飲食物をオーダーしつつ、飲み食いしつつ、自分のペースで読みます。
この日から読み始めるでもいいし、この時間で読み終わるような箇所まで進めて来るでもいいし、再読するでもいいし、好きなように読みます。
途中で疲れたらしばらく他の本であるとかに退避可。外出しての休憩も可。映画館同様途中で帰るのはできるだけ我慢。
21時15分で終了のお知らせ。
閉店時間までは残って読み続けてもいいし人と話してもいいしもちろん帰ってもいい、という感じです。(この日は22時半で閉店とします)
◎作品紹介
物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。
数十年後。ナノテク素材の研究者・汪淼(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体〈科学フロンティア〉への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象〈ゴースト・カウントダウン〉が襲う。そして汪淼が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?
本書に始まる《三体》三部作は、本国版が合計2100万部、英訳版が100万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた、現代中国最大のヒット作。