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Entry 0605

伊藤亜紗『どもる体』(医学書院)

2018年6月5日
本を買おうと思い、昨日Twitterで見かけた小説が、なんだか面白そうで、本を買おうと思い、丸善ジュンク堂に向かった、松濤の住宅街を通っていると、歩いている人を見るたびに、この人は金持ちなのかな、と思う、思って、丸善ジュンク堂に行った、それでその目当てだったリチャード・フラナガンの『奥のほそ道』を取った、気になっていたイアン・マキューアンの『憂鬱な10か月』も買おうかと思ったが、なんとなく留まった、やめた、それで、そういえばと思い、前にTwitterで見かけて、面白そうと思ったと思い出し、『ウィトゲンシュタイン 哲学宗教日記』を取った、それでレジに向かったところ、新刊コーナーの本が目に入った、その一つを手に取ると、コタール症候群という、自分はすでに死んでいるという感覚に取り憑かれる病気のことが書かれていて、コタール、と思った、ジュール・コタール、19世紀のフランスの神経学者であり精神科医ということだった、ちょうど『失われた時を求めて』でもコタールという登場人物があった、医師だった、19世紀末、フランス、その符合に「ほう」と思って、もしかしたらコタールというのはありきたりな姓なのかなと思って、その本は取らなかった、より目に入ったのは、伊藤亜紗の『どもる体』だった、先日Facebookで見かけて、面白そうだと思っていた、それで取った、多分、『触楽入門』を読もうと思ったときに「触るとはなにか知れるのかな、面白そう」と思って読んだのと同じように、「しゃべるとはなにか知れるのかな、面白そう」と思った、そういうことのような気がした。
たくさん買ってしまった。

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