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今日の一冊

Entry 0510

安宅和人『イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」』(英治出版)

2017年5月10日
暇なのですごく深刻な顔をしながらプロ野球の一球速報を見るということをやっていた。あごに指を添えて、じっとディスプレイを見つめていた。
「脳は「なだらかな違い」を認識することができず、何らかの「異質、あるいは不連続な差分」だけを認識する」とあって、まるでイシューから始めていないのだが「なるほどだからマウスのクリック音は耳に障りやすいのか」と思った。なめらかなタイピングは障らないがクリック音は障りやすい。洗い物をするときはいきなり水がシンクに強く落ちると音が立つのでできるだけ何か曲面とかに落とすところから始めたい、あるいは手で受けるところから始めるのもいいだろう、最終的な水流が同じだとしても、と思っているのだけどこれもそういうことだよなと思った学び・気づき。を得た。その、だから、営業中は一生懸命『イシューからはじめよ』を読みながらシュー、シュー、と言っていた、金井美恵子の『文章教室』で英語を母語とする恋人とたしか大学院生だったかなにかの青年が電話で話すときに「シュー、シュー」と音を吐き出していた、sure, sureということだった、たしか。それを思い出しながらイシューから始めないとなと思った。イシュー、イシュー。リリイシューシュー。だから夜は俺の精神は正常ではないとそう書かれたモヤの『無分別』を本棚から抜き去って去ってそれをウイスキーを飲みながら読んでいたところウイスキーを一杯多く飲んだために朝が辛くは特にはならなかった。

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