今日の一冊

2019.03.29
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####『POPEYE 2019年3月号 こんな仕事があったのか。』(マガジンハウス)
人がどんなふうに働いているのか知りたい。どんなふうにというのは営業マンが営業先に行って何やらの説明をしているというような表に出るようなところだけではなくて営業マンであるならばその行き帰りに電車なのか車なのか車中で何をしているのかとか何時に出社して具体的にどういう作業をしてどんなふうに社内外の人とのコミュニケーションが発生してそれで一体何時に仕事を終えるのかというだからプロセスであり流れでありを知りたい聞いてみたりしたいと常々思っていて吉田健一を読んでいたら学者とかで寝ても覚めてもルソーのことを考えているという人がじゃあいったいどんなふうに寝たり覚めたりしているのかということにこっちは興味があるみたいなことを書いていて「それ」と思った。
そういうわけだから「こんな仕事」はどんな仕事なのか。表紙を見ればラッパー、デザイナー、シンガー・ソングライター、eスポーツプレイヤー、農家、ユーチューバー、ケータリング業、蒸留家、レコーディングエンジニア、市議会議員、流しのビリヤニ、落語家、ルートセッターとあり職業名を見るだけでも面白く、その人たちがどんなふうに働いているのかを知れるのかは知らないがどうであれきっと面白かった。
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