本の読める店

CAFERES 2018年07月号「親愛なる東京飲食店 bar bossa 林伸次 × fuzkue 阿久津隆」

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掲題の雑誌にてバールボッサの林伸次さんにインタビューをしていただきました。

バールボッサ。
エバーノートを検索してみると林さんの本『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか? 僕が渋谷でワインバーを続けられた理由』を読み終えたのは2014年の9月3日とのことで、フヅクエを始めたのがこの年の10月だったのでちょうど工事やら何やらをしていた時分に読んだらしかった。
いつから林さんの文章を読むようになったのか覚えていないが、物書く飲食店主という人を僕はあまり知らなくて、僕の中で林さんはその筆頭みたいな存在としてあって、Facebookで毎日更新される文章をわりと毎日近く読んでいた。お店のあれこれを学ぶことも多かったし、わ〜それそれ〜、と思うことも多く、読んでいた。その後の『バーのマスターは、「おかわり」をすすめない 飲食店経営がいつだってこんなに楽しい理由。 』も読んだしnoteに移ってからもずっと読んでいるから、だから少なく見積もって3年以上は読み続けているわけだった。

何月だったっけか、3月とかだったっけか、まだ「谷川俊太郎展」がオペラシティアートギャラリーでやっていたときだから、たぶん3月、林さん夫婦の日曜日デートの日記というか記事を読んだところ、「谷川俊太郎展」に行ってきました、みたいなやつのなかで、初台を通ったときにフヅクエという店を見つけました、あとでWebを見てみたら気になりました、チェックしてきます、みたいなことが書かれているのを読んで、「わっはっは〜!とうとう林さんがフヅクエを知った〜!」と思った。
なんというか、林さんによるお店についてのあれこれの文章を読んでいる中で、フヅクエのやり方とかどう思われるのかな、わりと面白がられるんじゃないのかな、と思っていたので、「とうとうそのときが!」みたいなちょっとそういう盛り上がりが僕の中にあった、で、来てくださった、記事まで書いてくださった。

カフェ経営は難しいことと、フヅクエの新しいやり方|林伸次|note

「わっはっは〜!面白がってもらえた〜!」みたいなところで喜んで、それはそうと来られたのは僕が不在のときだった。別に特定する必要なんて一つもなかったのだけど、気になって、林さんが来られた可能性のある日の伝票を見ていったところ、わかった気がした、長年の読者というのはこういう力を持つのだろうか、「この伝票の方ってもしかしてこの人だったんじゃない?」とスタッフひきちゃんに写真を見せたところ、「ご明答〜!」で、「わっはっは〜!」と思った。

ということがあって、いつかお話してみたいものだなあと思っていた矢先でインタビュー取材のご依頼をいただいて、喜んで喜んでとお受けして、僕はお店をやっているせいかお店の話というか商売の話というかを人とするのって好きで、面白いなあ、と思って、教えていただくこともいろいろあって、ありがたやありがたや、と思って、よかったよかった、というのが掲題のやつです、という話でした。

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