本の読める店

コーヒーが飲めなくなった

Entry blog fuzkue300

1時間毎の降水量予想を見てみたところ7,5,4,5,5,4,4,6,5,6とあり、こんなん絶対ひまに決まってるじゃないか!むしろ俺も早急に避難した方がいいのではないか!防災マップ見なきゃ!きいろいやつ!!みたいな、にわかにきたす恐慌。といった様相。

そんな本日なんで先手を打って暇モードと称してブログを書き始めた今は17時半。
昨日、明日は「今日もどうせ暇でしょ」という粗い予想にもとづいた怠惰な仕込み行動となる予感あり、注視されたし、ということを書いたけれど、ところがどっこいで今日は一所懸命仕込みをおこなった。それどころかクッキーすら焼いた。どうだ、見たか。
いやこれは実は違う。
日中にコーヒー屋さんで本を読みながら「クッキー食いたいな。自分が食う用に安い材料のみを使ったクッキーでも焼こうかな、そうしたら1枚10円とかのクッキーってことになるでしょ、そしたら食べ放題でしょ、そしたらハッピーでしょ」というたいへん斬新なアイディアが思い浮かんだ。「シナモンでも混ぜ込んでおいたらなんか嬉しい気分になるでしょ」「あ、香る、とか思えればそれで十分でしょ」そのような考えが次から次へやってきて本どころじゃない。そういうわけで早めに店に戻り、仕込みを早めに開始して(ちゃきちゃき働いていらっしゃる川越さんに「邪魔してすいません」とか言いながら)、それで必要な仕込みを早めに終えることができたためクッキーに取り掛かった。そんな次第。

つまりクッキーが私をドライブさせた、そういった次第だった。

あれ、なんだっけ、コーヒーだっけ。
コーヒー。コーヒーの話。

コーヒー豆の残量が日曜日の営業終了時点でけっこう「お、これは…?」という感じになった。土日に思いのほかにたくさん出たため。
慌てて豆の発注をおこなう。豆を取りに行くのは木曜日。今週は月曜休みなので営業日は2日。2日、しのげるか。極めて微妙なライン。
というところで僕の禁コーヒー生活が幕を開けたのだった。
だいたい毎日4杯とか飲むのだけど、飲まないと気が済まないのだけど、飲まない。なのでほんとうに気が済まない。困る。どうしたらいい、どうしたらいい、とまた恐慌をきたし、紅茶を淹れたりしてみたり、おいしいコーヒーが飲める店に行ってみたり、おいしいかもしれないコーヒーが飲めそうな店に行こうとしたら閉まっていたのでセブンイレブン行ってみたり、あとあれね、昨日とか、お客さんにコーヒー出すじゃないですか、抽出するべき量が抽出されたらそこでドリッパーを引き上げるというのか他に用のないグラスに移して「残り勝手にポタポタやっといてねー」という段取りなわけですけど、その麦茶みたいになった薄々の液体飲んでみたり、そんなふうにして糊口をしのぎました。
そして今日の開店前の時点で深煎り浅煎り5杯分ずつの豆が残っていた。浅煎りは大丈夫だと思う。問題は深煎りで。深煎りの方が選ばれるし、さらに深煎りはカフェオレとかにも使うので、僕カフェオレ、俺もカフェ俺、わたしカフェ子、みたいなコンボで一気呵成という可能性。
とはいえ昨日は書いた通り凄惨極まりない暇さを見せた当店、今日は昨日よりも悪い天候、足元が悪いのでお気をつけてというそんな状況、これはもう、どう考えたって暇じゃないですか常考。というわけでどう考えたってこんなにコーヒー出ないっしょ。むしろ誰も来ないっしょこれ。残念だけど。受け入れるべき事実として。とかなんとか。

とかなんとか言い聞かせることに成功したため開店前に浅煎り一杯いただいちゃいました。飲みたくて飲みたくて。晴れて残り4杯分に。
なんというかこういうところにも、昨日書いたような短期記憶でしかものを考えていないあれが作用されるというか、憶断が随所に顔を出すというか。いいのかそれで。とは思うけど、大丈夫というかどうせバカみたいに暇っしょ。

というところで20時前現在、浅煎りは変わらず残り4杯分、深煎りは2杯出たので3杯分。
21時前、変わらず。

17時半とか20時とか21時とか、なんで飛び飛びになっているかといえばこのお足元が悪いなか意想外にお客さんが来てくださったからで、そのため私は各人に対して「サンキュー!」と思った。

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