本の読める店

Anjinと松屋とOKストア

Entry blog fuzkue232

なんといいますか昨日、鶏のレバーのパテ的なものをこしらえた。
パテ経験が浅いため出来がどうなのかはよくわかっていないのだけど、バゲットも買ってきたので、食べたい方おられたらおっしゃってくださいという感じで。

これを作ったのは明確なきっかけがあって、水曜日だったか、休みにした日、晩、浅い時間に予定があったため遅い時間にやっている本屋に、というところで代官山の蔦屋書店に行った。9時過ぎ。なんか平日の夜なのに人があふれるみたいにいて、外とか全体に暗いのがよりいっそうその感じを思わせるのか、なんかすげーこれ夏休みだな…となってたじろいだ。林間学校かよというか。
気を鎮めるために一服しようと喫煙所に行ったところ若い男性が鬼畜の4連勤でバチ焼けしてボロ剥けしたエピソードを気だるげなしかし誇らしげな口調で、電話の向こうの存在に話していた。
どいつもこいつも夏休みですかなーと思って、本を2冊買って、一度は行ってみたいというかどれくらい本が読めるものなんだろうというか、酒飲みながら本読める場所を求める身というか仕事としてやっている身としては一度は行ってみたかったというか、というところでどれかの建物の2階にあるAnjinに行ってみた。
そこでビールと一緒に頼んだのがチキンレバームースで(あと野菜スティック)、たいそう美味しく、あーこりゃいいもんですねー、本読みながらこの感じすごいよいですねー、と思って、「今度やってみよ」とか思って、それで翌々日であるところの昨日にさっそく作ったのだった、という短絡による行動だったのだった、ということだった。

ちなみにAnjinは、近くに会話をおこなっている人間がいなかった状況がただのラッキーなのか、もしかしたら席によっては意外にいつもそういう感じを確保できるのか、その点は不明ながら、たいそう心地よく本を読むことができた(きっとまた行く)。下で買ったホセ・ドノソの『ロリア侯爵夫人の失踪』が読まれた。その日読んでいた限りだと「なんでおれ今ポルノ小説読んでるんだろう…」という内容だった。

話変わって。

ここのところ山形の郷土料理であるところの「だし」をしばしば作っている。定食の「和え物部門」の一品として。写真のやつ。
以前友人から暑いときに煮物とかあれだしだしだしてみたら?と貴重な意見をもらっていて、ずっと頭にはあったのだけど、やったことのないことをするのってなんかやたらハードル高いというかやっことがないことをすることそれすなわち面倒以外なにものでもないことみたいな回路だったりするので、生来の怠惰さに則ってやっていなかったのだけど、7月のいつだったかの休みの日に友人だったか誰かと飲んだときの帰りに「締めの」みたいな気になったので松屋に入って、すると「山形だし牛めし」なるものを見つけたのだった。ご飯食べたいけどさっぱりしたものも食べたい、というそのときのニーズに見事にマッチしたためそれが食され、「今度やってみよ」と思ったため翌々日に作ったのだった。

そういうわけで、なんだろう、Anjinでも松屋でもいいんだけど、やっぱり外食というか外の経験って中にフレッシュさをもたらしますよね、という話だろうか。スーパー行ったときもたまに惣菜コーナー見て、「あ、今度これ作ってみようかな」とかあるので、ひらめきとか欲望とかの起点って別になんでもよいのだけど、まあ、こもっていたらよくないよねというか外に出さえすれば何かあるよね、だから出たほうがいいよね、という話でしょうか、という話だったようでした。

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